第295回:《探偵》そのイジメ、もしかしたら探偵が解決してくれるかもしれません
イジメの問題として、何が大きな問題になってしまうと思いますか?
早期発見、早期注意ができれば、イジメている側も、イジメられている側も、それを見ている側も、多少のわだかまりは残るかもしれませんが、解消されるかもしれません。ですが、第三者の介入が遅く、放置されている時間が長ければ長いほど、イジメの浸透は深くなっていき、第三者の介入で一瞬は止められたとしても、次は見えない所でイジメをというふうな形でイタチごっこになってしまうケースがあります。
イジメている側は、初めは何となくだったり、ちょっとムカつくだったり、ただの八つ当たりだったりと、そこまでイジメている対象に固執していないことがほとんどです。学校のイジメの場合は、周りと少し違うタイプだったり、極端に勉強ができなかったり、運動ができなかったり、バカにできる何かがあると、それを理由にイジメに発展することもありますし、平均以上で来ていたとしても恋敵を蹴落とすためにイジメるという場合もあります。
子どものイジメと、大人のイジメでは、少し始まる理由に違いはありますが、長引いた方が問題は解決しづらくなるというのは同じです。
例えば学校の場合、AさんがBさんに対して、足を出して転ばしたということがあった場合、その場で先生がAさんを叱る。一度怒られただけでは気がすまないAさんが、再びBさんに足をかけようとすると、今度はBさんが転ぶ前に先生が叱る。もしくは、もう一度Bさんが転んだところで、先生が叱る。ということをすれば、Aさんはおそらくですが、Bさんを足にかけようとはしないでしょう。
ですが、AさんがBさんに対して軽い気持ちで行ったイジメに対して、周りの目があったとしても、誰も何も言わなければ、これぐらいしても平気なんだと思うようになります。そして、軽い気持ちだったものが、Bさんは私にイジメられるために生まれてきたんだから、見つけたら殴るものという思い込みが発生し、イジメはより深刻になっていきます。こうなると、イジメるという行為がAさんの中で正当化されてしまっているので、周りから口を出される筋合いはないと思うからです。
例え先生にバレて叱られたとしても、今度は先生に見つからない場所でイジメればいいという風に考え、校外でのイジメをするようになるかもしれません。また、先生にイジメがバレたとしても、先生自身が目をつぶってしまったり、学校側が目をつぶってしまう事例もあるので、その場合は学校内でのイジメも人目をはばからなくなるでしょうし、やはり校外でもイジメを行うようになるでしょう。
大人のイジメの場合もそうです。よくあるのが、ママ友の仲間内でのイジメ、ご近所トラブルでのイジメです。早い段階で対処することができれば、イジメた側とイジメられた側の双方だけで完結する話になりますが、時間が経てばたつほど、そのイジメを目撃していた人たちも絡んでくるため、たとえイジメていた人がいなくなったとしても、周りの目があるので、イジメられていた側も同じ場所にはいられなくなるという可能性も出てきます。
という風に、やはりイジメは放置していればしているほど、深刻な状況になっていくというのは大人も子どもも同じということです。
ではどうすればいいのでしょうか?
よくイジメは、「イジメられている側にも問題がある」とか、「いじめられている側が解決すればいい」と言う人もいますが、それができるなら、イジメなんてものは初めから生まれたりはしません。
子どもの場合は、早期発見をするなら先生に頼らざるを得ないところはありますが、早期発見ではなくても、親の立場からでもできることはあります。それは子どもの異変になるべく早い段階で気づいてあげることです。
イジメられている子は、イジメている子が悪いと考えずに、イジメられている自分が悪い、イジメられている自分が恥ずかしいと思っている子がいるため、中々親には本当のことを言いません。それでも、イジメられる前と後では、何かが違っているはずです。
子どもの異変を感じたら、まずは子どもと話し合ってみて、子どもが勇気を出してイジメられていることを伝えてきたら、伝えたことを褒めてあげましょう。そして、そこからは一緒にイジメに立ち向かうためにどうするかを考えるのが一番です。
もし、子どもが頑なに何も言わなかったとしても、これはイジメかもしれないと感じたら、そこから行動を開始しましょう。
ただし、子どものイジメと立ち向かう時に、イジメられている側の子どもに、自分からも言い返してとか、先生に相談をしてというようなことは言ってはいけません。それができているなら、すでにしているからです。
ですので、この場合親がとる行動は、探偵に相談することです。これは、子どもが話してくれた場合でも、話してくれなかった場合でも同じです。
探偵に相談をすると、子どもがどこでイジメられているのかにもよりますが、イジメの証拠を取ることができます。それを持って、まずは学校へ行き、学校側の行動が遅ければ教育委員会へ駆け込むことで、イジメを表面化させることができるようになる、というのが二つ目の行動です。
親が探偵まで雇ってイジメの証拠を掴んでくるということが分かれば、イジメている側の子どもには分からなくても、イジメている側の子どもの親には、その子をイジメてはいけないということが分かるはずです。
イジメを大事にしたくないと、イジメを受けている子どもは言うかもしれませんが、そこまでしないとイジメをなくすことは出来ないということを伝えることで、心の保護も出来ます。
このやり方は、大人のイジメも同じです。大人の場合は、イジメられている側が自分で探偵に依頼をしに行き、探偵と相談をしながらどう動くべきかを決めていくことになるでしょう。
イジメている証拠というのは、イジメをなくすために使える道具になります。イジメと探偵が中々結びつかないかもしれませんが、その道具を探偵が取ってきてくれます。イジメ問題で悩みすぎる前に、まずは探偵に相談をしてみてはいかがでしょうか?
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