東京都調査業協会

探偵コラム

第279回:《探偵》その悩み、本当に探偵は必要ないですか?

時代によって悩みの種類が増えたり減ったりします。ですが、時代固有のものではなく、昔から変わらない悩みも存在します。

昔からずっと変わらない悩みの一つとしてあげるなら、浮気や不倫です。

これらは最近になって起き始めたことではありません。男女の浮気や不倫は江戸時代にもありましたし、飛鳥時代にもありました。

人間が一途な恋をすることができなくなったのは、最近になってからではないということです。ただ時代によって、浮気や不倫をした時の周りの目や、浮気や不倫をした結果離婚になったときの周りの考え方が違ったために、浮気や不倫を配偶者がしていることに気づいた時の行動は違っています。

近年で言うと、昭和初期は、完全な男性社会だったため、男が不倫をすることはいけないことであっても目をつぶるというのが一般的でした。男が外で稼いできているんだから、女は何も言うなという考え方が、男性だけではなく女性にもあったため、夫の浮気に苦しんでいる妻の周りにいる女性も、その妻の心配をする人はおらず、余計なことをするなと両親からも言われてしまうということがありました。

令和になった今でも、一部そういう家系があったり、そういう女性がいたりもしますが、全員が全員ではありません。夫が不倫をしていたら慰謝料を請求して離婚しろと言う女性もいます。

昭和の時代に比べると、平成、令和では強く自分の意見を言える女性も増えてきました。ただ年代によっては、まだ夫婦間の関係がどうであろうとも、夫が不倫をしていようとも、離婚はしてはいけないという考えを持っている女性も存在します。

そういう女性に対して時代遅れという考えを持つ人もいますが、そういう女性が自分の母親だった場合は、夫と離婚するイコール実家との縁も切るということになってしまうため、判断が難しくなってしまう場合があります。

ただ、一つだけ確かなのは、結婚をした夫婦のうち、どちら側も不倫も浮気もしてはいけない事ということです。不倫や浮気をすることが正しい世の中にはなっていません。ただ、不倫や浮気をしている人が、誰でもしているから別にいいじゃないと言い始めているだけです。

離婚裁判を開き、不倫の証拠を提示すれば、慰謝料を貰って離婚をすることができます。

世の中の一部には、不倫や浮気をされた方にも問題があると言ったり、魅力がないからじゃないかと言ったりする人もいますが、そういう人は基本的に不倫相手や浮気相手になる人の声のため、気にすることはありません。

配偶者に不倫や浮気をされたことを世間に知られたくない、誰にも知られたくないと思う人もまだまだ多いのですが、世間に知られて困るのは不倫や浮気をされた側ではなく、している側だという認識が大事です。

もちろん、夫婦によってはDVをしたり、相手を虐げたりして、被害を受けている側が癒しを求めて不倫や浮気をするケースもあります。その場合は、確かに不倫や浮気をされた側にも問題がありますが、そういったケース以外は自分には問題はないと思うことが大事です。

ですので、配偶者が不倫や浮気をしている可能性を見つけたら、徹底的に相手を追い詰められるように、探偵に証拠探しの調査を依頼するのがいいでしょう。

それ以外にも探偵は、色々な闇に対応した調査をすることができます。

世の中で起きている問題のうち、誰が何をしているのかが明るみになれば、その事象が落ち着くというケースは結構あります。

例えば子どもやママ友のいじめ問題、近所トラブルなど、被害を受けていても警察に相談ができないものってありますよね。基本人間関係でのトラブルは、警察に相談をしても殺人が起きたり、酷いけがを負わされないと何もしてくれません。精神的な被害に対しては、何もしない機関です。

ですが探偵は違います。

被害を受けている側が、加害者が被害者に対してイジメをしている証拠を持っていれば、どうなるでしょうか。もちろん、周りに知られずにイジメられている場合は、イジメの事実を隠したいという気持ちもあるかもしれません。

ですが、イジメられていることを公表するのと、公表せずに精神的苦痛を受け続けることは、どちらが辛いでしょうか?

イジメに遭ってしまった事実は、残念ながら消えません。ですが、自分がイジメられていることを証拠写真や映像を持って公表することができれば、加害者に対して対抗できますし、他にも加害者として加担しようかと思っていた人たちにも牽制ができます。

イジメは基本的に、被害者側が何もできないだろうという考えのもとに行われていることが多いので、公表することで相手を追い詰め、イジメを止めることができることもあります。ただし、クラス全体のイジメの場合は、公表することを学校側も嫌がるので、公表の仕方を考える必要はあるでしょう。

イジメも加害者や見て見ぬふりをしている人たちの数が増えれば増えるほど、厄介な状態になっていく場合がほとんどですので、早目の対処が必要です。

不倫もイジメも、放置すればするほどに厄介なことになってしまうという事を覚えておきましょう。

この他にも、ストーカー被害を受けている場合も、探偵は役に立ちます。ストーカー被害であれば警察が動いてくれそうな気もしますが、つきまといの証拠がなければ警察は動けません。また、実害があってからでないと、動けないと言われてしまう場合もあります。

ですが、付きまとわれているだけで、精神的苦痛ですし、ストーカーもエスカレートすれば何をするかわかりません。探偵であれば、もしかしてストーカーに遭っているかもと、思った時点で相談していただければ対応可能です。

探偵はストーカーをしている人を捕まえることは出来ませんが、ストーカーをしている証拠であれば提示することができます。

また探偵は時代に合わせて調査をする内容も変わってきている部分もありますので、人に言いづらい悩みができたり、人に相談をしてもどうしようもない悩みができた時は、一度探偵に相談をしてみて下さい。探偵は犯罪の加害者側に立つようなこと以外であれば、対応できないとは言わずに、こういうことであれば調査できますという風に提案をさせていただきます。

こんな悩みじゃ相談に乗ってくれないかもしれないと思う前に、一度相談をしてみて下さいね。

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