東京都調査業協会

探偵コラム

第118回:《相談》こんな時でも出会い系サイトは盛り上がっている

一昔前に比べると出会い系サイトに登録する人は男女ともに抵抗がなくなってきているように感じます。元々、海外では出会い系サイトを使って恋人を探すのが一般的なため、日本ではやや遅れているということは否めません。

ですが、出会い系サイトで恋人を探している人や昔のお見合いのような感じで使っている人であれば問題はないのですが、身体目的や愛人を探すためにサイトを使っている人も当然ながらいます。

昔から掲示板などを使って、遊び相手を探す人たちは一定数いましたが、現代はこういったサイトに登録することに抵抗がない人も多い上に、モラルの低下もあるため様々なタイプの人が登録をしています。

そして出会い系サイトへの登録が増えたのは、最近だとコロナがはやり始めたころです。自粛が続く中で自由な時間とストレスが溜まる毎日を過ごしている内に、これまでこういったサイトに登録をしなかった人まで登録をするようになりました。

出会い系サイトには、登録者だけが見られる掲示板というのもあり、そこで相手を募集しています。全国に緊急事態宣言がされていた時は、すぐに会おうというような掲示板はさすがに減っていましたが、コロナが収まった時に会いましょうというような掲示板は減ってはいません。

その後、コロナはまだ収束をしていませんが、緊急事態宣言の状態ではなくなった今、出会い系の掲示板は以前のような盛り上がりを見せています。その上、新しく登録をした人も継続して出会い系サイトを見ているので、これまでこういった場所で出会っていなかった人たちとも出会えるようになっているのが現状です。

また昔であれば、一夜限りの関係や愛人募集というものだけだったのですが、パパ活というのが横行しています。一昔前の援助交際をもっと気軽に言ったようなものです。反対にママ活というものも存在していますが、ママ活の場合は不倫である可能性は比較的少ないので、今はおいておきましょう。

パパ活は、少しお金を自由に動かせる夫であれば、簡単にできてしまいます。お金でつながっている関係のため、恋愛感情があると面倒だと思っている男性からすると、ちょうどいい関係でもあるため、4、50代の男性と20代女性の間で行われているものです。

女性側もパパ活だからと簡単に身体を男性に使わせていますが、彼女たちは不倫をしているという認識がないのも問題です。

もちろん現代の不倫でも、愛情を伴う社内不倫、行きつけのお店で知り合って不倫に陥ったカップルなども存在しています。

コロナ渦で行われている逢瀬をコロナ不倫とも言われるようにもなりましたが、実際に緊急事態宣言中も不倫は行われていましたし、あの頃に比べて気軽に外に出られるようになった今は、もっと不倫が横行しています。

人の心理状態として、いつもの日常とは違う日常を強いられると、普段は冷静な人であっても、火遊びをしたくなる人が増えるもの。コロナは日本だけではなく世界規模で、これまでにない日常を私たちに押し付けています。誰も逃げることのできない状況下において、ストレスを一切感じていない人はいないでしょう。

ストレスを感じた人は、身近な存在である家庭に苛立ちを覚えたり、本当にこのままでいいのかと思ったり、マイナスな感情を覚えます。そして求めるのは、家庭外での関係。友だちや同僚、仲間との大人数での飲み会はまだ憚れるところがあるのでできない……となると、意識が向くのが不倫なのです。

不倫を行う人の特徴としては、心の弱い人、自己中心的な人、快楽主義の人などがあげられますが、今の世の中では普通の人でも不倫をする可能性はあります。10代の望まない妊娠問題も取り上げられていますが、誰もがそういった道に進みやすくなっているということです。

探偵事務所への相談もそれなりにありますが、おそらくほとんどの人が「うちの夫もしかして……」とは疑ってはいるものの、探偵に相談しようかとまでは思っていない人が多いように思います。

中には不倫をされていても、なんか怪しい気がする程度なので動けないという人もいるでしょう。

ですが、人はストレスを感じている時、色々なことに敏感になる人がいます。特に女性の場合は。あなたが「もしかして」と思っているということは、高確率で不倫をしているでしょう。

新しい日常になったコロナ渦での日々は、実は不倫がしやすい状態になっています。例えば、マスクや除菌液を買ってくるといって気軽に外に出かけることもできますし、仕事がリモートと通常出勤が混ざっているという人は特に自由に逢瀬ができる状態。

土日にマスクや除菌液を買ってくるといって半日帰ってこなくても、遠くまで探しに行っているのかなと思ってしまいがちですが、ただ不倫相手と会っているだけだったり、二時間ぐらい家を空けているぐらいだったら問題ないだろうと思っていても、パパ活の女の子とホテルデートをしている可能性もあったりします。

リモートと通常出勤が混ざっている会社で働いている場合は、家族からするといつがリモートでいつが通常出勤なのかということを、会社に問い合わせたりはしませんよね?

もしくはリモートと通常出勤が混ざった働き方をしていると思っていても、実は会社側は緊急事態宣言後もずっとリモートで働くように言っている場合だってあります。

つまり、通常出勤と言っている日に、不倫相手の家にいたり、デートをしたりしている例も多数あるということです。

コロナ前だったら、会社の飲み会でとか、上司に誘われてとか、休日にゴルフにとか、というのが決まり文句でしたが、コロナ渦ではもっと簡単に不倫ができてしまうというのも問題です。

ただ、今は新しい日常になったばかりで、不倫する側もバレずに不倫しやすくなったと思っている時期(スキがある時期)でもあるので、探偵に相談をして調査をすればすぐに白黒はっきりします。

不倫調査を何日もかけて行って調査料金だけがかさんでいくということもなく、簡単にあぶりだすことができるので、比較的安く調査ができる可能性もあります。

この時期だからこそ、「もしかして不倫かも」と思ったらすぐに探偵に相談をしてみてくださいね。

← <探偵コラム目次へ戻る>


東京都調査業協会 苦情相談窓口

〒101-0032 東京都千代田区
岩本町2-6-12 曙ビル402号
TEL:03-3861-2301(代)

電話0120-109-490メールフォーム