第108回:《相談》新しい生活様式が求められる時代でも探偵への相談は変わらない
コロナウィルスのために、全世界での生活スタイルが変わりつつあります。日本でも当初1か月間の緊急事態宣言だったものが延長になることが決まりました。地域によっては自粛が緩和されるところもありますが、経済活動の拠点となっている東京や大阪などの13都道府県は、まだまだ緊張感が緩やかにはなりません。
また緊急事態宣言が解かれた地域でも、いきなり今までと同じような生活が出来るわけではないことに対しても目を向ける必要があります。
我慢をしていた分、解除されたと同時に思いっきり遊びたいというのは、人間の心理だと思いますが、相手がウイルスの場合にはそうはいかないのです。
ですが1か月を超える自粛。1か月なら何とか我慢できたけど、我慢できなくなる人が増えるのは、当然のことながら仕方がないでしょう。GW明けからは、各企業での働き方も変わってきそうです。
リモートワークに切り替えていたある企業では、GW明けからは週に1回だけ通勤にして、その他の日をリモートワークにするというところもあります。緊急事態宣言が解かれたわけではないのに、各企業内での勝手な判断がされていくのですから、個人単位で見ていけば、そういう人が増えるのはわかりきったことでしょう。
自粛中は、何となく不倫カップルも実際に会わなくなったというところもあれば、出勤するのは変わらないので仕事終わりに会うというところもあり様々な形がありました。
その中でも後者の場合の不倫カップルの場合は、既婚男性と独身女性のカップルの場合、女性側が男性に対して不信感を募らせることも多いと言います。男性側が不倫相手だからと言って、ホテルに行っても手洗いなどの感染防止をちゃんとしてくれない姿を見て、女性側が自分に対する「愛が少ない」と感じて離れていくというのです。
こういった不倫カップルは少なからずいます。そう言った不倫をしているところでは、探偵は特に必要ないでしょう。放っておいても自然消滅するからです。ただ問題なのは、自粛期間中はお互いに我慢をして会わなかった不倫カップルです。
浮気をするとバレやすい環境というのもあったのかもしれませんが、お互いがお互いの身体を思いやり、この期間はおとなしくしていようとしている不倫カップルは、コロナ前よりも関係をより深くしている可能性があります。
会っていないなら関係も冷めていくのではないかと思いがちですが、LINEなどのツールを使いながら、四六時中恋人同士のようにやり取りをしているため、会えない時間がより関係を盛り上がらせるのです。
中にはきわどい写真を送り合ったりして、楽しんでいる不倫カップルもいるでしょう。
そういった不倫カップルたちが、GW明けから徐々に勝手に緊急事態宣言を解除していく可能性があります。
「そろそろいいんじゃない?」
「1回ぐらいいいよね?」
「今日ぐらいいいはず」
人間の心にある隙をついて、彼ら彼女らはお互いの出方を待っています。
「会いたいねー」
「会いたいよー」
という言葉を、どちらかが、
「会っちゃう?」
というのを待っているのです。
そして、それを言われたら、相手が「会いたいって言っているんだから、会ってあげなくちゃいけないよね」と、自分のいいように解釈して行動に移すでしょう。
この時期は不倫の心配はないと思っていても、実はそうでもないのです。
こういう時に、配偶者に言う言葉でありそうなのが、
「ちょっと気分転換をしに、いつもの公園をちょっと長めに散歩してくるよ」
「一駅分ぐらい歩いてくるよ。運動不足だしね」
「ちょっと一人で遠くまでドライブをしてくるよ」
などの言葉です。
出かけている時間が2時間、3時間ぐらいなら、それはかなり怪しいですし、たった1時間だったとしても、近所のホテルや車で移動しているなら車内でという事もあるので、短い時間でも浮気をしている可能性があります。
「こんな時期に不謹慎な」と思うかもしれませんが、不倫はどんな時であっても「不謹慎」なものです。なので、「こんな時期」も「そんな時期」もありません。浮気をする人はするものということを、わすれてはいけません。
ただコロナ前よりも、怪しい行動をしやすいというのはあります。それはスマートフォンの使用率。以前よりも多くの時間使っていたり、トイレに入る時に持って入ったり、お風呂に入る時に持って入ったりしているなら、個室の中で愛人と楽しい会話を文面でしている可能性があります。
ここで話を冒頭に戻しますが、世の中は新しい生活様式を求められるようになりますが、新しい生活様式になっても不倫は途絶えることはありません。
こんな時代なので、これからの生活の方に目が向いてしまいがちですが、どんな時でも不倫カップルは配偶者の目を盗んでやり取りをしています。
配偶者の不倫を許せないと思っている人がほとんどだと思いますが、許せないのであればちゃんと相手を見張っておく必要があります。そして、こんな時期であっても街にある探偵事務所は変わらず相談を受け付けています。
探偵に相談するのは勇気がいることがもしれませんが、浮気は放置していても何もいい事はないので、早々に根を摘み取ってしまいましょう。
探偵に相談する場合、初めは電話やメール相談なので、その探偵事務所がどこにあるのかということはそれほど気にしていなかったかもしれません。ですが今の時代は、公共交通機関を使うというだけで、目立った行動として人の目に映る可能性もあります。
緊急事態宣言が行われている中で相談するのにベストな探偵事務所は、依頼人の家から公共交通機関を使わなくても行ける場所です。
探偵事務所は探してみると、大体どの街にもありますので探してみて下さい。徒歩圏内で行ける場所が一番いいですが、自転車や車、バイクを使うことができるなら、近くに駐車場がある探偵事務所を選ぶのもいいでしょう。
どの探偵事務所であっても無料相談を受けつけているものです。まずは自宅から近い探偵事務所へ電話やメールで相談をしてみてください。そして話してみて、この人なら安心して任せられそうと思ったら、事務所へ行って相談をしましょう。
世の中が変わっても探偵は変わらずに存在しています。一人で悩まずに、探偵に相談して公の場で使える証拠を手に入れてくださいね。
← <探偵コラム目次へ戻る>
東京都調査業協会 苦情相談窓口
〒101-0032 東京都千代田区
岩本町2-6-12 曙ビル402号
TEL:03-3861-2301(代)