東京都調査業協会

探偵コラム

第106回:《相談》今、一人で悩んでいる方は相談相手の中に探偵を入れてみましょう

探偵に相談をする一般的な内容は配偶者の浮気です。相手が怪しい動きをしていると思ったら、「こういう時は探偵に相談をすればいいんだよね」と思う方は増えてきました。

ですが、探偵に相談できるのは浮気調査だけでしょうか?

探偵事務所各社のHPを見てみると、浮気調査だけではなく様々な調査を行うということが書かれています。浮気調査、素行(信用)調査、見守り調査など。ですが、何も相談をしたいと思っていない時から、探偵事務所を検索する人はいないでしょう。

一般的な人は問題が起きてから、じゃあどうしようと考えるのが普通の流れです。もし、探偵が浮気調査以外にも相談に乗ってくれるということを知っている人がいたら、それは一度調査をお願いしたことのある人か、いわゆる探偵マニアでしょう。

インターネットは知りたいことが出てきた時に、検索をすれば様々な情報を得ることができますが、検索キーワードが問題になっています。

例えば、自分の子どもがクラスメイトにいじめに遭っているかもしれないと思った時に、インターネットを使って検索すると様々な情報が出てきますが、その中には本当に今必要な情報があるかというと微妙なところです。

自分の子どもがいじめに遭っている場合、検索をするとしたら「いじめ どうしたら?」「いじめ 受けているかもしれない」「いじめ 相談」というような感じだと思います。それで引っかかってくるのは、実際に子どもがいじめられたことのある人のブログや掲示板などでしょう。中には、「教育委員会に相談しても解決に繋がらない」だとか「学校の先生でも頼りになる人はいる」とか、誰に頼ればいいのかが書かれている場合があります。

確かにいじめ問題は、ナイーブな問題でもあるので一人で抱えるには荷が重く、かといって誰にでも相談できる内容でもありません。教育委員会や学校の先生というのは、最もわかりやすい相談相手です。

ですが、いじめ問題も探偵に相談をして解決できる方法があることを知っていますか?

探偵ができる事は「調査」と「証拠集め」です。教育委員会や学校の先生というのは、企業に所属している社員のようなもののため、自由に動けないところがあります。もちろん中には、しがらみや規定を無視してでも生徒を助けたいという思いで動いてくれる人もいますが、それは捨て身の覚悟をしたうえでの行動です。

でも探偵は、捨て身の覚悟などする必要もなく、淡々と調査をして証拠を集めてきます。もちろんしがらみもない第三者なので、誰かの有利になるような偏った証拠集めもしません。真実だけを集めてくるのが仕事だからです。

このことを知らない人は意外と多いと思います。
ただ今のご時世、学校も休校となり、子どもが学校へ行っていないため、いじめに遭っていたとしても、今はいじめもお休み中だと思っていませんか。

確かに直接的ないじめはできない状況になっているので、暴行を加えられるというようなことはないでしょうが、ネットは使える状態ですので、もしかするとより一層エスカレートしている可能性もあります。

例えば、SNSなどを使って指示を出し、その通りに行動をしろと命令をしたり、クラスメイトLINEなんかで誹謗中傷がエスカレートしていたり……。
学校という場所がなくても、すでに知っている相手であればそうやって「いじめを続行」することは可能だという事を忘れてはいけません。

こういった場合にも、探偵に相談をすることで証拠集めをして、それをもとに実際にいじめをやめさせることができるようになります。

また、本当にいじめに遭っているかはわからないけれど、何となくそんな気がするというだけでも探偵は動くことができます。探偵に相談をすれば、探偵がいじめが起きているのか起きていないのかの調査をしますし、起きている場合には首謀者は誰なのかまでを調査します。

ここまで結果を出してくれるのは、おそらくほかの業種の立場では難しいでしょう。探偵は調査に特化している職業だからこそできるのです。

さらに今のご時世で、さらに増えている……というよりも悪化してきているものがあります。それは家庭内DVです。

人は封鎖的な状況になるとストレスが溜りやすくなり、そのはけ口にと自分よりも弱い者を苦しめる人が一定数います。初めは些細な喧嘩だったかもしれません。うっかり手を挙げてしまっただけだったかもしれません。ですが、手を挙げたことで、その人が快楽も一緒にあったと感じてしまえば、そこからDVが始まることだってあります。

さらにコロナウイルスのおかげで、休業を余儀なくされている業種もありますし、失業に追いやられた人もいるでしょう。そういう人にとっては、「自粛」だけではなく、これからの生活をどうすればいいのかわからないという強いストレスがあり、お酒に逃げてしまう人もいます。そして、酔った勢いでDVが始まってしまうのです。

世界が平和な時は、一流企業に勤めており仕事面で多少のストレスがあったとしても、地位のある職種についているというプライド欲が満たされていたので、給料に多少変動があったとしても気にしなかったり、家庭でちょっとしたトラブルがあっても自分から謝って事なきを得ていたという人もいます。ですが、今のように平和とは言えない状況になると、その人を支えていた余裕が消え、プライドも満たされない状態になり、ちょっとしたことで口論をしてしまうことだってあります。

今のこの時期は、その人の本質が見えやすい時期とも言えます。その本質は、自分でさえも知らなかったという人もいるでしょう。DVの相手は妻だったり、夫だったり、子どもだったり、ペットだったり、それはその人の性質によるものなので、何に対して暴力をふるうのかはわかりません。ですが暴力が行われると、その家庭は崩壊への道を歩んでしまうというのは誰もがわかっていることです。

そしてこのDV被害を受けた時に相談する相手として、一般の人が思い浮かべるのが行政や弁護士です。ですが、DV被害の証拠をきちんと提出して、その人との関係を清算することを考えているなら、相談相手の中に探偵を入れることもできます。

これもあまり知られていないことなのですが、いじめ問題と同じくDVの問題も探偵であれば証拠をしっかりとつかんできてくれるからです。

あなたが今悩んでいる問題は、もしかしたら探偵に相談するのが最適だという可能性もあります。一人で悩む前に一度、探偵に電話やメールで相談をしてみましょう。

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