2016-05-23
米大統領広島訪問、元米兵捕虜も立ち会い
オバマ大統領が被爆地の広島を訪れる際、大戦中に旧日本軍の捕虜となった元米兵捕虜ダニエル・クローリーさんが代表で参加することになりました。ダニエルさんはフィリピンで旧日本軍の捕虜となり、パラワン島で飛行場建設の作業を強いられ、その後、日本で栃木県足尾の銅山で強制労働をさせられたそうです。ダニエルさんは毎日新聞の取材に対し、「兵器は人を殺害するので、全ての兵器は嫌なものだ。しかし、戦争を引き起こしたのは米国ではなく、ドイツと日本だ」と原爆投下はやむを得なかったとの認識を示しています。