2016-03-11
福島第1原発 汚染水との闘い
東日本大震災の福島原発事故から5年。以前は「野鳥の森」と言われた森林が、今は放射性汚染水を貯蔵するタンクが約1000基立っています。この5年間、国と東電は汚染水対策に取り組んでいますが、汚染水の漏えいや人為的ミスが頻発しました。また国と東電では2041年~51年までの廃炉を想定していますが、まだ溶け落ちた核燃料の場所すら確認できていないのが実態です。仮に廃炉を終えたとしても核のごみの処分方法も決まっておらず、管理は半永久的に必要と考えられています。