2025-04-01

    いつの時代もなくならないのが、ストーカー問題です。

     

    ストーカーは、その名前が付けられる前から存在していたと言われています。気になる人がいるからあとをつける、別れたけど未練があるからあとをつける、そして自分の思い通りにならないからこっちを見てもらおうと、相手に自分の印象を与えるために執着をする。こういう心理は、自分勝手な感情によって生まれるものですが、本人には相手に迷惑を与えているという感覚がないというのも、ストーカーがゼロにならない所以でしょう。

     

    そんなストーカーですが、誰かに見られている気がする、Aさんにストーカーされていると感じた時に、どういった行動を取るでしょうか?

     

    おそらくは警察に相談をしに行くはずです。ただ、警察は事件が起きてからではないと動かないため、ストーカーがつきまとい行為だけではなく、暴力をふるったり、嫌がらせをしたりしないといけません。

     

    ですが、そうなる前に何とかしたいと思うのが普通です。

     

    ストーカー行為をしている側も、あの人が気になると思って後をつけてみた初日に襲い掛かったり、実害のある行動を取ることはほぼありません。何度もつきまとい行為をして、自分の方に振り向かないと思った時に、行動に出るというのが一般的だからです。

     

    つまり、ストーカーがつきまとい行為をしている間に撃退するのが一番だということです。つきまとい行為もされてみると、精神的に実害はあります。

     

    そんな時に役に立つのが、実は探偵です。

     

    一般の人が探偵に相談をする事としてイメージにあるのが、浮気調査や結婚相手の素性調査、人探し調査などではないでしょうか。確かにそういった依頼は多いのですが、それ以外のことを相談される人もいます。

     

    探偵はどういったジャンルの相談かで判断しているわけではなく、調査をすることで解決する事であれば依頼を受けるというスタンスでいるため、ストーカー問題も相談を引き受けています。

     

    ストーカー問題の場合に探偵ができることは、誰が依頼人もしくは対象者に対してつきまといをしているかの調査と、つきまとい以外にもストーカーがしていることがあれば、その証拠を見つけてくることができます。

     

    つきまとい以外の行為については、場合によっては依頼人自身も知らなかったということもあるかもしれません。例えば、ゴミをあさっていた、周囲の人たちに変な噂を流していたなどは、その場を目撃しないと気付けない可能性があるため、気づけていないということもあるからです。

     

    そういうことも含めて、ストーカーで悩んでいる人は探偵に依頼をすることができます。また、実際にストーカーに遭っているかどうかは分からないけど、被害に遭っているような気がする、というだけでも探偵は相談に乗ってくれます。

     

    警察の場合は被害が出ないと動きませんが、探偵は仕事として受けているため、依頼人が不安を抱えているなら、実際のところどうなのかということを調査するからです。

     

    ストーカーは昔に比べると今の方が、実はしやすいという問題があります。それはITが発達したからです。それにSNSも、ストーカーからすると、ご褒美みたいなものです。ネトストという言葉があるように、ネット上でストーカーをしている人はごまんといます。

     

    気になる人のSNSをチェックし、コメントが書けるなら、コメントを書く場合もありますし、アンチコメントを書くこともありますし、ただ傍観しているだけの場合もあります。傍観しているだけなら、そこまで被害がないように思うかもしれませんが、何かのきっかけでネット上だけではなく、リアルでもストーカーをしてみたいという気持ちになるかもしれないので、楽観視は出来ません。

     

    SNSがあることで、ストーカー予備軍を作ってしまっているともいえるのですが、これは時代の流れなので止めることができません。SNSで認知度を上げたいと思っている人たちもいるので、そういう人たちは一応、リアルのストーカーが出る可能性は考えておいた方がいいでしょう。

     

    認知度を上げたい、承認欲求を満たしたいというわけではなく、ただ自分の娯楽としてSNSをしているのであれば、出来る限り個人情報は出さないようにした方がいいでしょう。

     

    話がそれましたが、ストーカーの話に戻しましょう。今回は、ストーカー被害に遭っているからからも依頼を受けるというテーマで書いていますが、反対にストーカーから依頼を持ちかけられる探偵も多くいます。

     

    探偵は犯罪には加担しないというのが信条ですので、「私はストーカーです。ストーカー相手の行動を調べて下さい。あと居場所も知りたいです」というような事を言ってきた場合は丁重にお断りをしますが、そんなことを言うストーカーはほとんどいません。

     

    初めにも書いた通り、ストーカーは自分がストーカーだという自覚がない人がほとんどだからというのもありますし、自覚をしている人は犯罪だとわかっているので、いくら相手が探偵であっても言わないことがほとんどです。

     

    ではどういう風に探偵に相談をしてくるのかというと、「人探しをしてほしい」と言ってきたり、「恋人の行動調査をしてほしい」と言ってきたりします。

     

    人探しの依頼は一定数あるのですが、この相談の場合、ストーカーやDVをしている夫などから相談されることもあります。ですので、恋人探し、妻探しなどの依頼を初めから受けない場合もあれば、探すことは探すものの、人探しの場合、探された人に探している人のことを話すので、そこで会う承諾を得られなければ、探しても場所をお伝え出来ないということを伝えています。

     

    また恋人の行動調査に関しては、基本的に受けていないことがほとんどです。妻の行動調査依頼、夫の行動調査依頼は、不倫調査ですので受けますが、恋人の場合は恋人がたとえ浮気をしていても、法的には何の問題もないですし、離婚裁判を起こすわけでもないため、意味がないからです。むしろストーカーなどの犯罪に使われることもあるため、探偵側も気を付けています。

     

    話を表題に戻しましょう。

     

    ストーカー問題に悩んでいる人がいれば、警察やカウンセラーなどに相談をするだけではなく、根本的な解決ができる探偵に相談をしてみて下さいね。

     

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