2025-03-11

    調べれば何でも出てくる世の中です。ですので、浮気調査について調べなくても、夫や妻が浮気をしている気がすると思ったら、浮気の証拠を見つければいい、そうすれば浮気相手と別れる、もしくは離婚する時に慰謝料を多くとれると思っている人がいます。

     

    確かに探偵に浮気調査を依頼したとしても、得られるのは浮気の証拠だけです。それ以上でも、それ以下でもありません。探偵は医者ではないですし、カウンセラーでもないので、依頼人の話は聞くものの、心を癒すことに長けているわけではありません。かといって、接客業でもあるので、依頼人を脅したり、ぶっきらぼうな態度で接客をしたりもしません。そういった点では、探偵に対するイメージは実物とは違うといえるでしょう。

     

    話を戻しましょう。

     

    浮気調査、不倫調査といえば、やはり探偵を思い浮かべる人は多いはず。ですが、1、2万円で調査を依頼することは出来ません。数十万はかかってしまうので、気軽に調査依頼は出来ないと考える人も多いのではないでしょうか。

     

    そこで考えるのが、自分で浮気の証拠を見つけようというものです。

     

    浮気の証拠として、どういうものが成立するのかは、ネットで調べればわかります。ただ、離婚裁判を起こして、法の下で判断を下してもらうということを考えておらず、浮気相手に対して慰謝料を請求しようとも考えていないのであれば、夫の襟もとについた口紅や、見覚えのない妻の持っているブランドバッグがあれば、それだけで夫や妻に追及することは可能です。

     

    夫や妻が浮気しているかもしれないと思った時に、ただこっちが知っているから、別れろと本人に伝えたいというだけであれば、探偵に調査の依頼をする必要はない場合もあります。

     

    ですが、離婚裁判を起こす、慰謝料を取る、浮気相手と確実に別れてもらうというようなことを考えているなら、やはり個人で調査を行うのは難しいでしょう。

     

    では、どういった点が難しいのかを説明していきます。

     

    浮気の証拠を得るためには、家の中で探すか、相手を尾行して外で見つけるかが必要になります。家の中で探す場合、相手のすきを狙ってスマホや持ち物などの確認をしようとすると思いますが、よほど油断をしている相手ではない限り、スマホは見せてくれませんし、しつこくすると、疑われていることがバレてしまいます。

     

    鞄の中を見れば、レシートを見つけることができる可能性があるので、どこに行ったのか、何人で行ったのかなどはわかりますが、誰と行ったのかまではわかりません。ただ行動範囲やパターンを判断するのに良い情報にはなります。

     

    次に夫や妻を尾行して、浮気相手の存在を確認するというものですが、尾行というのは近づきすぎるとバレやすく、遠すぎると見失ってしまうという問題があります。しかも夫婦の場合、人込みの中にいても見つけてしまうぐらいの存在感を相手に与えてしまうという問題もあります。

     

    探偵でも、知り合いの尾行と知らない人の尾行であれば、前者の方が難易度が高いと感じているので、普段から尾行の訓練をしていない人であれば、バレるリスクは非常に高いでしょう。

     

    それでも奇跡的にバレずに尾行ができたとしましょう。妻や夫が浮気相手と待ち合わせ場所で会ったところを見た時、落ち着いて尾行を続けられるでしょうか。

     

    街の中で、妻や夫が浮気相手と笑顔で話をしているところを写真に撮れたとしても、それは浮気の証拠にはなりません。言い逃れをする方法はいくらでもあるからです。相手に対して法で裁いてもらうというのであれば、二人きりでホテルの部屋に入っていくところや、行為に及んでいるところを抑える必要があります。

     

    しかもその写真は、ピントが合っていなければいけませんし、相手が言い逃れできないほどはっきりと顔が映っていなければいけません。そうなると、かなりの望遠レンズのついたカメラを買うか、不倫現場に近づいて撮影するかになります。さらにいうと、1回だけではなく、少なくとも2回はそういった場所に行った、行為に及んでいるところの証拠があると、相手は言い逃れができなくなります。

     

    しかし、その証拠を得るために、かなりの精神力を使うことになりますが、ずっと冷静な状態で対応ができるでしょうか?

     

    そういった意味でも、身内の調査は非常にリスクが高いといえます。さらに妻や夫に浮気調査をしていることがバレると、もし浮気をしていなかった場合は信用を失うことになりますし、浮気をしていた場合はガードが固くなるという問題があります。

     

    自分で浮気調査をすることによって、相手が浮気していてもしていなくてもリスクを背負うことになるということです。

     

    また自分では調査が難しいので、信頼のおける友人に調査をお願いをするというパターンもありますが、その友人が素人なのであれば、やはり対象者にバレる確率は高いですし、友人が浮気の証拠を見つけられなかったと言ってきた場合に、それを信じることができるでしょうか?

     

    その友人が見つけられなかっただけという可能性もありますし、友人が浮気相手だったという可能性もあります。

     

    妻や夫が浮気をしているかもしれないと思った時に、多くの人は誰にも言えずに悩みます。それは人に言ってしまえば噂が広がったり、妻や夫の耳に入ってしまったり、周りの人から夫や妻に浮気されている可哀想な人と見られたりするのが嫌だからではないでしょうか。

     

    確かに探偵に浮気調査の依頼をするのは、気楽な気持ちではできないかもしれません。ですが、自分で調査をしたり、友人に調査を依頼したりすることで、どんなリスクがあるのかということも知っておいた方が、後々後悔をせずにすみます。

     

    探偵に浮気調査の依頼をしても、周りに調査をしていることがバレることはありませんし、妻や夫の浮気の証拠は報告書として探偵から貰うだけです。あとはその報告書を使って慰謝料を請求したり、離婚裁判をおこしたりするだけで良いので、心身ともに楽なはず。

     

    夫や妻の行動が怪しいなと感じたら、調査料が高いと感じても探偵に依頼をする方が、トータルで見るとお得です。悩み事があるなら、ぜひ探偵を頼ってみて下さいね。

     

    東京都調査業協会

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