2024-09-03

    探偵に相談をしようと考えたとしても、何が必要なのかが分からないのではないでしょうか。

     

    もちろん、相談イコール契約ではないため、まずは軽く相談をしてから、家に持ち帰って検討をする人もいるでしょう。その場合は、何が必要なのかを、相談した時点で探偵に聞いているかもしれません。

     

    特に急いで探偵と契約をしなければいけない状況に追い込まれていなければいいのですが、追い込まれている場合は時間的余裕がないかもしれません。また、時間的余裕がある場合は、探偵に相談をしようという気持ちにならない可能性もあります。

     

    ですが、時間的余裕がある場合に、探偵に調査の相談をしようと思わないのではないでしょうか。本人が冷静であればあるほど、情報の少ない探偵に調査の依頼や相談をしようと考えないはずです。

     

    一般の人からすると、探偵が親しみのある存在ではないためです。調査をしてくれる人、他の業種ではできないことをしてくれる人。というイメージがあるものの、騙されそう、怖い人がいそう、吹っ掛けられそう、脅されそうなどのネガティブな印象を持っている人が多いはずです。

     

    もちろん、普通の探偵事務所では、依頼人を騙すことはありませんし、吹っ掛けることもありませんし、脅すこともありません。見た目の問題で怖い雰囲気の探偵がいる可能性はありますが、恐喝や恫喝はしません。

     

    もしそういったことをする事務所があれば、警察に通報しましょう。そこは正規の探偵事務所ではなく、詐欺グループの可能性があるからです。

     

    また探偵も、最近では怖いというイメージを払しょくするために、なるべく優しい態度を取ったり、表に立たせる人受けのいいタイプの人を雇ったりしています。そのため、一人で経営している昔ながらの探偵事務所ではない限り、怖い顔をしているタイプの人も受付にはいないでしょう。

     

    とはいえ、これは行ってみないと分からないことなので、探偵に相談をするか否かで迷っている人にとっては、情報がないことで不安になるはずです。

     

    この不安を乗り越えてでも、探偵に相談をしたいと思う人は、やはり時間的余裕も、精神的余裕もない人になってしまうのかもしれません。

     

    実際探偵事務所に始めてくる相談者は、勢いがあります。心に余裕をもって相談をしに来る人がいれば、むしろ探偵側が怪しんでしまうというぐらいです。もちろん、相談者の中には、何度も探偵に相談をしている人もいるので、そういう人は勢いはなく落ち着いて話をしてくれますが。

     

    ではそろそろ、本題に入りましょう。今回のテーマは「探偵に相談するために必要なものはある?」です。

     

    先に答えを言うと相談するために必要なものは、何もありません。ただ、調査をしてもらうために必要な情報が多ければ多いほど、調査料が減る傾向にあります。

     

    どういうことかというと、例えば夫が浮気をしていそう、と感じて、探偵に相談をしました。ですが、依頼人は夫がいつ浮気をしているのかはわかりません。浮気相手も、どういう関係の人なのかもわかりません。

     

    そうなると、探偵は依頼人の夫を月曜日から日曜日まで尾行しなくてはいけなくなります。もちろん、毎日尾行というのは効率が悪いので、怪しいと思う日を依頼人に聞いて、その日を尾行の日にしたり、依頼人にも協力をしてもらい、依頼人の夫が浮気相手に会おうとするように仕向けたりして、その日に調査をして浮気の証拠を見つけてくる、ということも出来ます。

     

    ですが、依頼人の夫が毎週水曜日はノー残業デーにもかかわらず、帰って来るのが深夜帯だということが分かっていれば、依頼人の夫の会社に終業時間ちょっと前から張り込んで尾行をするということができます。さらに、浮気相手が同じ職場の部下だということもわかっていれば、事前に部下についても調べることができ、効率的に調査ができます。

     

    探偵なんだから、全部そっちで調べてよ、という風に思っている依頼人もいます。もちろん、それも可能ですが、全部探偵側で調べるとなると、調査時間がかさんでしまうため、どうしても調査料金が上がってしまうことになります。

     

    探偵だから丸投げできるという考え方も間違いではないですが、調査料金と関係してくることなので、情報はあればあるだけいいですし、探偵に調査を依頼する前に、相手にバレない程度に情報収集をするのもいいでしょう。そうすることで、調査料金は安くなり、さらに調査の報告書を早く貰うことができます。

     

    よく誤解されているのが、探偵の調査料金というのは、同じ浮気調査なら一律で同じ金額だと思っているということです。調査は全てオーダーメイドなので、かかる日数も時間も、対応する人の数も案件によって違います。

     

    中にはパッケージとして浮気調査を請け負っている探偵事務所もありますが、その場合決められた範囲の調査しかしなかったり、期間内に証拠が出てこなければ、そこで終了をしたり、所定回数の尾行を超えた場合はパッケージといえど、追加料金がかかる設定になっていたりするので、本当に安いかどうかはわかりません。

     

    探偵に調査を依頼する時に気にする個所で多いのが、調査料金です。探偵に依頼をしたい、けれど高すぎる金額になったらどうしようと思う場合は、探偵に相談をする前にある程度の情報を得ている方が良いでしょう。

     

    もしどんな情報があればいいのかが分からない時は、探偵に相談をし、契約前に何が分かっていれば調査料金を抑えられるのかを直接聞いてみて下さい。ここで答えない探偵であれば調査の依頼はしない方が良いですし、教えてくれたら、それを自分で調べてから、探偵と契約をするとある程度は抑えることができます。

     

    とはいえ、自分で調べるとなると、調べていることがバレるリスクもあります。そのリスクと、調査料金を天秤にかけてどうするかを決めるのは、依頼人です。

     

    もし調べていることがすぐにバレそうと思うなら、調査料金を抑えることができなくても、そのまま依頼をした方が良いでしょう。相手に調査をしていることがバレると、相手が警戒をしてしまい、浮気相手にしばらく会わないという行動に出る場合もあるからです。

     

    探偵に相談するために必要なものはありませんが、どうするかはすべて相談者次第です。

     

    東京都調査業協会

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