2024-07-30

    浮気調査で行うことといえば、浮気の証拠をつかんだり、浮気相手の素性を洗ったりすることです。

     

    何をすればいいのか、どういう証拠があればいいのかがわかっていれば、別に探偵に頼まなくても何とかなるのではないか、と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

     

    探偵が何をしているのかと聞かれて、ぱっと思いつくのは尾行です。対象者の後をついて歩いて、重要人物と会ったら写真を撮る。確かにそれだけだと、簡単にできそうですよね。

     

    時間と忍耐力があればなんとかできるものなのでは?と、思ってしまうのもうなずけます。

     

    それなのに、探偵事務所で浮気調査の依頼をすると何十万と請求されてしまいます。さらに、調査が終わるまでは金額の変動があるかもしれないと言われることがほとんどで、ただ尾行をするだけなのに、なぜそんなに高いのか、と思っている人もいるでしょう。

     

    探偵に調査をお願いすると高いから、友だちにお願いをしたり、自分でしてみたり、探偵以外で浮気調査を引き受けてくれる人を探す方がいいと考える人もいます。

     

    実際、探偵事務所以外でも、浮気調査のようなことをしている人はいますし、自分で調べたり、友だちにお願いして調べてもらったりする人もいます。

     

    ですが、探偵以外のところにお願いすることのリスクと、友だちに頼んだり自分で調べることのリスクも存在しています。

     

    探偵は高いから依頼をしたくない、というのであれば、それ以外の場所にお願いをするときのリスクについても知っておいた方がいいでしょう。

     

    まず、友だちに頼んだ場合のリスク。

    友だちに頼むということは、まず配偶者が浮気していることを、その友だちが知ることになるという問題があります。もし配偶者の浮気相手がどんな顔なのかを知らない場合、あなたよりも友だちの方が先に配偶者の浮気相手の顔を見ることになる、ということも頭に入れておかなければいけません。

     

    また、可能性としてゼロではないのが、ミイラ取りがミイラになるというものです。配偶者を友だちが尾行している間に、配偶者と友だちとの間に関係ができてしまう場合があります。もしくは、あなたが騙されていて、初めから友だちと配偶者の間に関係があったり、昔関係があったりした場合、その友だちはまともな調査はしてくれないでしょう。

     

    友だちが配偶者と関係を持たなかったとしても、あなたの立場によっては、友だちだと思っていた相手から、この不倫をネタにゆすられる可能性もあります。そんな風に豹変するかもしれないに人に、配偶者の浮気を打ち明けることはしないかもしれませんが、配偶者の浮気を隠したいと思っている場合には、そうされてしまう可能性はゼロではないということは覚えておく必要があります。

     

    また、相談に乗ってくれた時は親身になって調べてくれたとしても、数年後、その友だちの経済状況が悪化した場合、「あの時のことを言われたくなかったら、口止め料を払いな」という脅迫をされる可能性もあります。

     

    次に自分で調査をした場合です。自分で調査をした場合は、誰かに脅迫されることもありませんし、秘密も守ることができます。ですが、知り合いが尾行をすると、対象者にバレやすいという問題があります。

     

    街に出かけた時に、不特定多数の人であれば、目に留まることはありませんが、人がたくさんいる場所でも家族や友だちのことは、すぐに見つけられたりしませんか?それと同じことが起こります。

     

    また素人の場合は、対象者とどれだけの距離をあければ、相手に気づかれにくくなるのかを把握しておらず、つけている側としても見失わないようにするだけで精いっぱいになってしまうため、尾行がバレやすくなります。尾行がバレれば、当然ですが相手の警戒度は上がることになりますし、逆ギレをして、家庭内での関係性が悪化することもあります。

     

    また配偶者と浮気相手が食事をしているところに乗り込んでしまい、そこで不倫だと騒いだとしても、離婚裁判でそれが有効になるかはわかりません。たまたま食事をしていただけだと言われてしまえば、それ以外の物的証拠がないため、不倫を立証することができず、不倫をしていない側が有利に物事を進めることができない可能性も出てきます。

     

    次に探偵事務所や探偵以外の人に仕事として依頼をする場合についてです。

     

    何でも屋であったり、調査会社であったり、他にもいろいろなサービスを請け負っている会社が、不倫調査を請け負っている場合があります。

     

    そういう場所では、割安でやっていたり、相談時は安かったのに報告書を渡されて清算するときに法外な金額を請求する詐欺集団の場合もあります。

     

    割安でやっているところ、例えば不倫調査を5万円で請け負いますと言われたら、明らかに探偵事務所が設定している金額よりも安いため、依頼はしやすいかもしれません。ですが、安いところには安いだけの何かがあるものです。

     

    探偵事務所も、高い料金で依頼人から巻き上げてやろうという気持ちは、まったくありません。すべての調査を丁寧に行おうとすると、どうしてもそれだけかかってしまうというのが本当のところです。

     

    そのため安いということは、尾行の実力が伴っていない場合もありますし、依頼人から得た情報を、他の人に売っている可能性もありますし、依頼人には配偶者は浮気していなかったと伝えて、配偶者側から別料金を得ているという場合もあります。

     

    また、探偵とそうじゃない人の尾行には、どこまでが犯罪なのかを理解していないという点が、一番の問題です。また、犯罪になっていることを知っていて、あえてそこを無視して調査をする調査会社も存在しています。

     

    会社が犯罪を起こしていても、結果が出ればそれでいい、という風にはいきません。あなたがお金を出した結果、その会社が犯罪を行った場合は、あなたも罪に問われるからです。会社が犯罪になることをするとは思わなかったといっても、通じません。

     

    というように、探偵以外のところに調査を頼むことで、様々なリスクがあります。探偵事務所が設定している金額が高いと感じるのは、本当は探偵がどういうことをして調査をしているのかを知らないからでしょう。

     

    不倫調査をはじめ、何か調査を依頼したいと思ったら、まずは探偵事務所に相談をしてみて下さいね。

     

    東京都調査業協会

会員一覧と地域別のご紹介はコチラから

一般社団法人東京都調査業協会では、消費者の皆様から調査に関するご相談、ご依頼を承る
『消費者調査サポートセンター』を設置しております。この『消費者サポートセンター』では、
当協会において一定の基準を満たした優良な会員がご相談を担当させて頂いております。
フリーダイヤル及び無料相談コーナーの無料サポートをご利用下さい。

協会のご案内
正しい探偵社の選び方
メールの無料相談はコチラ
Short Message