2024-07-23
第269回:《探偵》配偶者が怪しいと思ったら不倫をしている可能性大
たまに、夫(妻)が不倫をしているかどうかってどうやって気づけばいいのかが分からないです。
という人がいます。
ですが、ほとんどの場合、配偶者に関心を持っていれば気づけます。配偶者に対して興味関心が薄い場合は、気づけないかもしれませんが、通常人は不倫をすれば、普段とは違う行動を取るため、一緒に暮らしていれば、その異変には気付けるはずだからです。
もちろん、100%ではありません。中には不倫や浮気になれている人がいるからです。どうすれば、一緒に暮らしている配偶者や子どもたちにバレないように不倫や浮気をすればいいかを知っている人や、感覚だけで疑われないようにするのが得意なタイプもいます。
ですが、そういった人は全体の割合としては、多くはないので、そういう人を結婚相手に選んでしまった場合は、諦めるしかないと言えるでしょう。
しかしそれ以外の場合は、配偶者の不倫に気付けるはずです。
不倫をされていて気づかない場合というのは、先ほども言いましたが、相手への関心度の低さです。普段からどういう会話をしていて、どういう服の好みで、どういう食の好みをしていて、休日スタイルがどういうものなのか、毎日のタイムスケジュールがどうなっているのか、全部を知っていれば、不倫相手ができた時に定期的にイレギュラーな動きをするため、不倫に気付くことができます。
ですが、普段から特に何も把握していない場合は、気づきにくいでしょう。ただそれでも、配偶者が不倫相手との時間を大切にしていたり、不倫相手に夢中になっていたりすると、家族への関心が低くなったり、後ろめたさから優しくなったりするため、そこで判断できる場合もあります。
配偶者に関心があっても、不倫に気付けない場合は他にもあります。
そもそも一緒に暮らしていない場合です。単身赴任をしている時でも定期的に連絡を取ったり、会いに行ったりしていないと、気づくことができません。例えば、単身赴任をしていても、夕食はウェブカメラを使って、モニター越しに一緒に食事をとるということを毎日しているのであれば、不倫をしづらい環境ではありますが、一週間に数回連絡を取る、時々通話をするぐらいのやり取りしかしていなければ、単身赴任中の家に浮気相手を連れ込んだり、浮気相手の家に行ったりしてもバレないので、してしまうこともあるでしょう。
また、単身赴任ではなく、元から週末婚のような形をとっている夫婦もいます。金土日だけは一緒にいて、平日はそれぞれの家で暮らす。という選択をしている人もいます。その場合は、二重生活をしている人もいるかもしれませんし、平日であれば浮気OKとお互いに決めているのであれば、問題はないでしょう。
一緒にいる時間が短かったり、関わっている割合が少なかったり、関心を持って接していなければいないほど、相手の浮気には気付きにくくなるということです。
では、それ以外なら、浮気は配偶者が浮気の達人以外の場合は、全部見つけられるのかと言うと、そうでもありません。その一つが、思い込みです。
うちの夫(妻)は浮気なんてできる人ではない。うちの夫(妻)は浮気できるほど器用じゃないし、そんなモテる人じゃない。
と、思い込んでいませんか?
特に自分が異性として配偶者のことを見れなくなっている場合は、特にそういった思い込みから、配偶者が普段とは違う行動を取っていても、浮気をしているかもとさえ思わなかったりします。その場合は、知らない間に配偶者と浮気相手との関係が深まっている場合もあるので要注意です。
ただ不倫をする人の中には、不倫は不倫、家族は家族と割り切っている人もいます。こういう人の場合、不倫はしても、不倫相手に熱をあげることはないので、不倫相手のことを恋人だと思っていたとしても、遊び相手に近い恋人として扱っているので、配偶者と離婚をしてまで、不倫相手一筋になる事はほぼないでしょう。
不倫相手に熱をあげてしまうのは、どちらかというと、不倫に慣れていない人の場合が高いと言えます。そして、家では男性扱いをされていない、女性扱いをされていないとなると、より不倫相手に熱を上げやすくなってしまうのかもしれません。
ここでタイトルに戻りますが、配偶者に興味があってもなくても、配偶者の行動が何かいつもと違う、怪しいと感じた時は、必ず何かあります。
よく浮気をし始めると、スマホをテーブルの上に放置しなくなるとか、LINEをしている時に席を外したり、服装の趣味が変わったり、古い下着を身につけなくなったりするということが書かれたりしていますが、そういうのがなくても、違和感というのは侮れません。
もちろん、LINEや服装や下着については、そういった変化があれば怪しいのですが、違和感はもっと前からあったはずです。
想像をしてみてほしいのですが、夫婦生活を10年以上していて、急に配偶者以外の異性から食事に誘われ、ホテルに誘われた場合、どうでしょうか?
誘ってきた相手がタイプでなければ、ついていくことはないので問題ないですが、少しでも魅力を感じる相手からだった場合、舞い上がってしまいませんか?
そして、その相手と本当に二人で食事をし、ホテルに行って、帰宅する。帰宅すれば、いつもの日常がありますが、配偶者以外の異性とのデートをして、あなただったら、それまでの自分と同じ態度を取ることができるでしょうか?
不倫の始まりは、用意周到ということはほぼありません。用意周到な不倫をはじめからする人は、不倫をしようと思って不倫をしている人なので、その人の性格に問題があるため、結婚をしてしまった時点で諦めるしかありません。ですが、大抵の人はそうではありません。
不倫の始まりは唐突にやってきます。本人が意図しないところで、急に配偶者以外の異性との関係ができてしまうので、相手にバレないようにしようと思っても、なかなかできることではないでしょう。
だからこそ配偶者が不倫をすると、もう片方の配偶者は、何かしらの違和感を覚えることになります。その違和感を見逃さなければ、不倫を見つけることは可能です。
最近の配偶者には違和感は覚えていないでしょうか?もし違和感を覚えている場合は、迷わずにまずは探偵事務所に相談をしてみて下さいね。