2024-05-14

    浮気調査や不倫調査を何度もしているという人もいますが、初めて調査をお願いするという人の方が多いものです。

     

    探偵事務所に対してリピート依頼をする人もいますが、浮気や不倫に関しての調査でリピートが少ないのは、探偵事務所に対して不満があったわけではなく、調査の結果、他に付き合っている人がいたとなった場合は、離婚に踏み切る人も多いからです。

     

    また、離婚をせず、そのまま結婚生活を維持していても、すぐに浮気や不倫をすることは少ないでしょう。もしすぐに、浮気や不倫を繰り返すようであれば、その相手は根っからの遊び人ですので、探偵を雇うまでもなく離婚に踏み切ったり、そういうものだと諦めたりするため、再度調査費用を出してまでとは考えないこともあるでしょう。

     

    浮気や不倫をしていることが発覚し、それでも結婚生活を続けていても、半年、一年、三年と過ぎていくと、浮気や不倫を繰り返すことはあります。その時に、以前と同じ探偵に調査をする時は、離婚を考えた上での証拠集めとして考えている時でしょう。

     

    そのため、何度も何度も同じ探偵事務所に依頼をするということは、少ないと言えます。

     

    同じ探偵事務所に何度も依頼をする人がいるとしたら、企業の方が圧倒的に多いため、リピーター狙いの探偵事務所の場合は、ターゲットを個人ではなく企業に絞っているところもあります。

     

    話がそれましたが、タイトルにある浮気調査や不倫調査を依頼する前にしておきたいことと、してはいけないことについて、お伝えしたいと思います。

     

    探偵に対して浮気調査や不倫調査を何度も依頼している人は少ないため、事前に何をしておけばいいのか、ということが分からない人がほとんどです。

     

    探偵に初めて依頼をするということは、浮気をされたのも初めてで、どうすればいいのかが分からなくなっている状態の方がほとんどですので、仕方ありません。

     

    探偵に調査を依頼する前に、事前に分かっていた方がいいことがいくつかあります。

     

    それは、配偶者がいつ浮気をするのかということです。

     

    例えば、配偶者が外回りの営業などをしていて、仕事中に浮気相手とホテルに行っているのか、それとも仕事終わりに浮気相手と会っているのかによって、探偵がいつ対象者に張り付くのかの時間が変わります。

     

    仕事終わりに会っている場合でも、それがいつなのかという特定ができなければ、探偵は毎日、対象者に張り付く必要が出てきてしまうため、調査料金も上がってしまいます。

     

    かといって、「さっき夫から連絡があって、今日は夜ご飯はいらないと言われたので、今日、尾行して下さい」と言われたとしても、対応できないこともあります。

     

    探偵は尾行前の事前の準備がありますし、尾行をする探偵のアテンドも必要だからです。尾行は基本的には一人で行うものではないため、スケジュールを組む必要があります。

     

    そのため、事前に分かっているといいこととしては、対象者が毎週何曜日に浮気をしているのかの検討をつけておくことです。もしくは、「出張が入った」「明後日は会議で遅くなる」「来週は会食がある」「部下の悩みを聞いてくる」など、家に帰る日が遅くなるのが事前に分かった時に、連絡をしてもらえれば大丈夫です。

     

    ただ、仕事中に浮気相手と密会している場合は、いつその人と会っているのかを、判断するには、返ってきた時の配偶者の様子や着ているもの、匂いなどで判断することも出来ます。

     

    仕事中に浮気相手と密会している場合、業務的に仕事をさぼりやすい曜日が存在しているという可能性があります。ただ、配偶者が社長業や個人事業主など、時間帯もバラバラで一人で動いている人の場合は、いつ浮気をしているのかを事前に把握するのは難しいかもしれません。

     

    それでも浮気をすることに慣れている人ではない限り、浮気をする日には何かしら不自然な行動を取っているはずですので、そこを見逃さないようにしましょう。

     

    また、浮気相手が配偶者のどういう繋がりなのかを知っていると、探偵側も調査をしやすくなります。

     

    例えば、浮気相手が飲み屋などの飲食業の人なのか、仕事の得意先の人なのか、同じ職場の人なのか、それとも趣味仲間、昔からの知り合い、などが分かっていると、対象者がどこで待ち合わせをして、浮気をするのかということも判断しやすくなるためです。

     

    また浮気相手が特定されている場合は、浮気相手の特定を探偵側がする必要もなくなるため、調査料金にも変動がでます。

     

    では反対にしてはいけないことは何だと思いますか?

     

    それは、探偵に調査を依頼する前に、ご自身で尾行をしたり、配偶者に対して「浮気しているでしょ」と問い詰めたり、分かりやすく探りを入れたりすることです。

     

    対象者が自分の浮気が疑われているということが分かると、どういう行動を取るでしょうか?

     

    配偶者から浮気を疑われているけれど、関係なく、これまでと同じように浮気相手に会おうということは、普通の人ならしません。

     

    浮気をしている側も、自分が結婚をしているならなおのこと、配偶者に浮気がバレることは避けたいと思っています。自分が悪いことをしている、という自覚があるわけです。

     

    そのため、配偶者から浮気を疑われると、対象者は警戒心を強めて、浮気相手と会う頻度を少なくしたり、会うタイミングを定期的にするのではなく、ランダムに日程を調整したり、普段歩いている時も周りを見渡して、尾行されていないかを見張ったりするようになるため、探偵が調査の依頼を受けても、浮気の証拠を取りづらくなってしまうからです。

     

    浮気の証拠は、対象者が浮気相手と会っていなければ掴むことは出来ません。過去に会っていたとしても、過去に戻れるわけではないため、リアルタイムで会っているところをカメラに収める必要があります。

     

    浮気調査や不倫調査を依頼する時は、証拠を取ってもらうためにも、対象者には浮気をしてもらう必要があるということです。

     

    ですので、探偵に依頼をすると決めたら、家の中でも配偶者に対して、浮気を疑っている素振りは一切見せないようにしましょう。対象者が油断していれば油断しているほど、浮気相手と会う回数が増えたり、堂々と浮気相手と会うようになるので、証拠は揃いやすくなるでしょう。

     

    東京都調査業協会

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