2023-09-05
第227回:不倫をしてしまいがちな夫婦の特徴
不倫をするのは当人の問題ではあるのですが、やはり不倫をしやすい夫婦と、不倫をしづらい夫婦というのは存在します。それは、不倫をしやすい人、不倫をしにくい人とはまた別の話でもあるので、どういう人が不倫をしやすいのか、どういう夫婦が不倫をしやすいのかを別々にご紹介させていただきます。
不倫をしてしまいがちな夫婦も、様々なパターンがあります。わかりやすいところから言うと、いわゆる仮面夫婦。お互いに関心を持っておらず、目も合わせることの少ない状態です。ですが不倫をしているかどうかの確率は、半々ぐらいでしょうか。男性側でたまに気に入った女性がいたら、つまみ食いをするぐらいの人が多く、長い付き合いのある愛人がいることはそんなにありません。もし愛人がいれば別れればいいだけです。それをしないということは、相手がいないという風にも取れます。
お互いにアクティブに別の行動を取っている夫婦。夫も妻もそれぞれに趣味があり、家庭の外に出る機会が多く、長時間家を空けていることが日常的になっている夫婦です。ただ、一緒にいる時は、ケンカをすることもなく、楽しくお互いの趣味の話をしたり、お互いの共通の時間を楽しんだりもしています。そのため、夫婦間の関係は良好。なのですが、夫婦ともに不倫をしている可能性は高いでしょう。
趣味の場に異性がいれば、その人と不倫関係になることもありますし、趣味の場に異性がいなくても趣味に勤しんでいると言えば疑われないと思って、別の場所で出会った人と不倫関係を続けていることもあります。つまり、堂々と不倫相手との時間を作っていても疑われない状況にある、というのがポイントです。不倫相手との時間を十分に取れる場合、不倫相手からも喜ばれるため、身体だけの時間以外にも時間を取ることができるので、恋人気分を味わえるというところも利点と言えるでしょう。
次にレスの夫婦。お互いに異性として見ることができず、「お父さん」「お母さん」と呼び合っている関係です。レスになっているからと言って、必ずしも仲が悪いわけではありません。家族としてのまとまりはあり、仲のいいお父さんとお母さんであることもあります。しかし、人は何歳になっても男性、女性としての自分を忘れることができません。自分を異性として扱ってくる人が現れた時には、簡単に不倫をしてしまいます。
出張や残業が多い職業についている夫や妻のいる夫婦。例えば、夫が出張や残業が多い場合、不倫をする確率が高いのは、夫婦ともにです。とくに、子どもがいない家庭の場合は、妻の不倫の可能性も高くなります。まず夫側は、出張や残業が日常的になっている場合、それを言えば怪しまれずに外で不倫相手と会うことができるので、時間の都合がつけやすくなっています。妻の場合は、夫が家を空ける時間が長いため、別の男を自由に家に招き入れやすいというところがあります。初めは不倫をするつもりはなくても、家を開けがちな夫に対して寂しさを覚え、その心の隙を狙って別の男性が近寄ってくる、というのは往々にしてあることです。
では次に、不倫をしやすい個人の話に移りましょう。
論外としては、恋人時代からよく浮気を繰り返していたタイプや、自ら浮気性だからと言っているタイプの人です。実際に一人では満足ができないという病気のような人も存在しています。その場合は、結婚前から変わっていることですので、それを理解した上で結婚をしたのであれば、不倫をされても怒りようがありません。
そうではない場合の、不倫をしやすいタイプを紹介します。
これもよくあるパターンではあるのですが、初めて異性と付き合い、その人と結婚をしたという場合です。それまでの人生で、異性との触れ合いがなかったので、付き合ってくれた相手に感謝の気持ちと、異性の魅力の虜になって結婚をしたわけですが、人は誰かに好かれることができるんだということが分かると変わるものです。
自分はモテない。ということを受け入れているのは、強いネガティブな感情です。それは一生覆すことのできない強い思いとも言えます。だからこそ、そんな自分を受け入れてくれた配偶者に対して、恩義のような気持ちも持ちます。しかし結婚をしたと同時に、その人はモテない人ではなく、人生にゆとりのあるスマートな大人という風に、周りに見られ始めることがあります。
その人を変えたのは配偶者なのですが、そのおかげで他の異性が近づき始めるのです。長い間モテない人生を歩んできた人は、異性のいなし方を知りません。「相談に乗ってほしい」と言われれば、素直に相談に乗ろうとしますし、その延長で気が付けばホテルということもあるでしょう。初めは配偶者に対して罪悪感を覚えるかもしれませんが、若い異性が身体を武器にして近づいてくれば、理性を保つことなどできません。そうやって、どんどんと不倫の道を進んでいくことになるのです。
他のパターンとしては、結婚前はモテていたものの、結婚をしてから所帯じみてしまい、完全にモテなくなった場合です。完全にモテなくなると、人は「おじさん」「おばさん」になります。だから、若い異性がいたとしても、適当な態度で過ごせるのですが、中には「おじさん」「おばさん」がタイプの人もいます。そういう若い人に近づいて来られ、異性として扱われると、途端に心を許してしまうようになるのです。初めは食事だけだったのが、手を繋いだデート、そしてそのままホテルへ。そこでも優しくされると、完全に心は不倫相手のものになるでしょう。
つまり、全くモテていなかった時期がある人は要注意が必要だということです。結婚前も、結婚後もほどほどにモテており、男性、女性としての魅力を損なわずに過ごしている人であれば、意外と不倫とは縁遠かったりします。
今回は、不倫をしてしまいがちな夫婦と、不倫をしてしまいそうな個人について上げましたが、もし当てはまってしまった場合は、相手が不倫に走らないように、夫婦間で工夫をするようにしましょう。そしてすでに手遅れかもと思った時は、いつでも探偵事務所にご相談ください。丁寧な調査をさせていただきます。