2023-03-08

    3月といえば、学生は卒業があったり、社会人は人事異動があったり、退職者がいたりする時期です。そして4月に新しい人が入ってくるのですが、この人がいなくなる3月も、ある意味新しい関係を持つ人たちがいます。

     

    「これを逃したらもう会えないから」

     

    という気持ちで、これまでは我慢をしていたことを、思い切って行動に移す人がいるからです。学生であれば、安心というわけではありません。学生同士の色恋であればいいのですが、学生と先生ということもあります。

     

    つまり、「最後に一回だけ」と思ったり、思われたりする人が、既婚者の可能性もあるということです。

     

    独身者であれば、最後に行動を起こすのは自由ですが、本人か相手が既婚者であれば、話は変わってきます。

     

    既婚者側が、最後に行動を起こすということは少ないかもしれませんが、相手からそう思われている場合はあります。とくに、最後に一回だけというほど思いつめている場合、正攻法では実らない恋という可能性が高く、思いを抱いている相手が既婚者ということも往々にしてある、というわけです。

     

    既婚者側も、普段であれば誘われても断っていたという経緯があったとしても、相手(もしくは自分)が、4月から別の場所に行ってしまうのであれば、1回ぐらいならいいかと思ってしまいがちです。

     

    言い寄られている側は、相手の本気度も受け止めているので、断りづらいというのもあるかもしれません。それに、既婚者であっても、誰かに本気で思いを寄せられて悪い気はしないでしょう。

     

    そして世の中は、おあつらえ向きに飲み会が増えているということもあり、こじんまりとした送別会であればやろう、という空気になっているので、既婚者も仕事であれば飲んで帰ってくるというのが不自然ではなくなっています。

     

    「今日はちょっと送別会があるから遅くなるよ」

     

    と言われれば、それを止める人はいません。ですが、本当にそれは送別会でしょうか?本当に送別会だったとしても、参加人数は何人でしょうか?

     

    もしかしたら、二人で会っている場合もあるかもしれません。もしくは、本当に10人未満の集まりで送別会をしていたかもしれませんが、その送別会中に勇気を出して既婚者に誘いをかけているかもしれません。送別会に夫婦で参加しているなら見張ることはできても、仕事関係の送別会に夫婦で参加できるのは、夫婦ともに同じ職場で働いている場合だけです。

     

    ですので、「ちょっと飲んでくる」と言って帰るのが終電だったり、朝帰りだったりした場合は要注意です。

     

    もちろん、遅くなった理由は「久しぶりに外で飲んだら盛り上がって」というかもしれませんが、ホテルに行っていたから、そんな時間になっている可能性もあります。

     

    また、送別会のような飲み会があった後で、帰りが遅くなる日が増えたり、土日はいつも家にいるのに出かけるようになったりすると、それも要注意です。相手に呼び出されて、会いに行っている可能性があります。

     

    声をかけるきっかけは、「最後に一回だけ」だったかもしれませんが、一回ホテルに行ってみたら離れられなくなったということもありますし、一回誘ってきてくれたなら、二回目に誘っても来てくれるかもしれないと思って誘うこともあります。

     

    既婚者側も、初めは一回だけと思っていたものの、その一回の行為が家族に全く気付かれなかったのであれば、「不倫をしても意外と気付かれないものなんだ」という気持ちが芽生え、「だったらもう一回ぐらい」というふうな気持ちになっても不思議ではありません。

     

    そうしているうちに、気が付けば定期的に不倫をするようになっていたということもあります。

     

    さらに、以前までは同じ空間にいたため、周りに不倫をしているのがバレると厄介だと思っていたものが、仕事中に同じ空間にいなくなったため、同僚に不倫がバレる危険性も減っているということに気付けば、さらに不倫にはまってしまうでしょう。

     

    どちらかが物理的な距離として、例えば東京と大阪ぐらい離れてしまえば、頻繁に不倫をすることはできませんが、仕事柄どちらかが出張で行くことがあるのであれば、出張中はずっと不倫をしているかもしれません。

     

    もちろん、「最後に一回だけ」という言葉を貫いて、本当に一回だけということもあるでしょう。

     

    ですが、一回だけでも不倫は不倫です。しかも立証のできない不倫です。

    突発的に起きた一回だけの不倫であれば、その証拠を得ることはできません。何度も不倫相手と会っているのであれば、その間にホテルに入る写真を撮ることはできますが、過去に一度だけであれば、難しいでしょう。

     

    では、「最後に一回だけ」から始まる不倫を阻止するにはどうすればいいのでしょうか。

     

    それは3月にある「送別会に行ってくる」と言われた時に、釘を刺しておくことです。送別会と言わなくても、飲み会があるという言葉も同じです。

     

    釘を刺しつつ、送別会後の様子をしっかりと見ておいてください。以前と様子が同じかどうか、何か変わったところはないか、どんなに些細なことでもかまいません。そして、送別会後の動きに変化がないか、というところも重要です。

     

    もし、変化があれば、不倫を疑ってみましょう。疑っている状態で相手を見るのと、疑っていない状態で相手を見るのとでは、気づける範囲が変わります。そして、相手を見ていてグレーもしくは黒だと思ったら、探偵に相談をしましょう。

     

    ご自身で、それとなく相手に探りを入れるのもいいのですが、それだと相手に警戒されてしまう可能性もあります。探りを入れるとしても、十分に注意をして下さい。

     

    この不倫で一番大事なことは、相手が不倫をし始めたのなら、なるべく早い段階で相手を追い詰めるということです。不倫をし始めてから、数か月経って気づかれた、もしくは数か月経っても気づかれなかったということがあれば、相手は不倫相手にのめり込んでしまう可能性もあります。

     

    普段は不倫をするようなタイプじゃないという人ほど、早い段階で見つけてあげることが家族円満の鍵です。配偶者が例え不倫をしてしまったとしても、家族円満だった頃に戻すこともできます。

     

    不安要素はなるべく早い段階で摘めるように、探偵をここぞという時に使って下さいね。

     

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