2021-12-13

    探偵に調査を依頼する場合、どういったタイミングがベストなのかということを考えたことはありますか?

     

    調査依頼で一般の方からの依頼で多いのは浮気調査と信用調査です。ですがどちらとも、調査を依頼するタイミングを考えて依頼してきている人は少ないように感じています。

     

    企業からの依頼であれば、1度だけ探偵に依頼をするわけではなく、ある意味一定期間ごとに定期的に依頼される企業が多いため、だんだんと探偵に依頼するタイミングがわかってくるというのもあるでしょう。

     

    ですが、一般の個人からの依頼の場合だと、探偵事務所に定期的に依頼をしたり、定期ではなくとも何度も依頼を繰り返して行うということがないため、ほとんどの方が初めての依頼です。

     

    さらに、初めての依頼も、他に頼る人もおらず、どうしたらいいのかがわからなくなってから依頼される方も多いため、探偵に依頼するタイミングを考えている人は少ないといえます。

     

    もちろんタイミングを考えて調査依頼をしなくても、探偵は調査をしますし、報告書を出してくれます。けれど、タイミングを考えて依頼をした方が、実は依頼者側からしても利点が大きかったりするのです。

     

    では、「ベストな依頼のタイミング」とは、いつを指すのでしょうか。

     

    まず浮気調査の場合から見ていきましょう。

    浮気調査を依頼しようとする場合は、基本的には自分の配偶者が浮気をしているかもしれないと感じた時です。ですが、もしかしたら浮気をしているかも、という火種のようなものを初めて見つけて、すぐに「これは探偵に依頼しなくては!」と思う人は中々いません。ただし、配偶者が頻繁に浮気をしている人で、依頼者も配偶者が浮気をするたびに探偵に依頼をしている場合は別です。

     

    では、どういう状態になったら依頼をしようと考えるのかと言えば、ここからは人によって違います。

     

    配偶者の浮気を疑うようなものを見つけた場合、それが初めてのことであれば、「まさか、うちの人に限って」と頭をよぎるものの、それだけでは「浮気をしている」とは思いません。「たまたま」「考えすぎ」と思いながらも、何となく普段の生活の中で探りを入れるようになるだけです。

     

    配偶者の雰囲気に違いはないか、なんとなくソワソワしている日はないか、持ち物に変化はないか、優しくなったり冷たくなったりしていないか。とくに浮気をしている側が夫の場合は、妻はそう言ったところを無意識のうちに観察するようになるでしょう。

     

    そうして見ながら、「やはりおかしい」となってくると、浮気を確信し始めます。この時点で、配偶者が浮気をしているなら早く辞めさせたいと思う人なら、配偶者を問い詰めるか、探偵に依頼をするかという選択肢を思い浮かべる人もいるかもしれません。

     

    ですが、探偵に対して敷居の高さを感じていたり、浮気をしていると確信していても「そんなはずはない」という気持ちが強すぎて行動に移せない人もいます。その場合、もう少し様子を見る人もいるでしょう。

     

    様子を見ているのも1か月ぐらいであればいいのですが、3ヶ月、半年となってくるとどうでしょうか?

     

    不倫とはいえ、人と人との付き合いですので、3ヶ月や半年で自然消滅する可能性もあります。様子を見ているうちに不倫が解消されたのであれば、それでよし、となりますか?

     

    今は浮気や不倫をしていなかったとしても、怪しいと感じていた時期が確実にあった、というのは心のしこりとして残るものです。

     

    浮気が自然消滅した後、しばらくしてから、また浮気の気配を感じた時、配偶者としてはどう感じるでしょうか。

     

    また3ヶ月や半年ぐらい我慢すれば、もとの状態に戻るから問題はないと思えるでしょうか?

     

    さらに厄介なのが、3ヶ月や半年を過ぎても、配偶者の浮気が続いている場合です。通常の恋人でもそうですが、半年を過ぎても続いている関係というのは、よほど相性のいい2人ということです。

     

    隠れて付き合うことにも慣れてきて、このままずっとこの関係を続けていきたいと、浮気相手も配偶者も思い始めているかもしれません。

     

    付き合い始めて1か月ぐらいの関係に比べると、二人の間にも絆ができています。ここまでなってくると、浮気をしている配偶者が、どういうつもりで浮気をしているのかにもよってきますが、たとえ探偵を雇って浮気の証拠を突き付けても、事は簡単には収まらない可能性も出てきます。

     

    また中には、配偶者が浮気をしているかもしれないと感じ、実際に自分で行動を起こす人もいます。配偶者の携帯を見たり、配偶者の後をつけてみたり、配偶者に直接聞いてみたり。ですがこういった行為は、浮気をしている側からすると、今は危険だから浮気相手とはしばらく距離を置いて、落ち着いてから会うようにしようと考える可能性もあります。

     

    ここまでの流れの中で、探偵に浮気調査の依頼をした方が良いタイミングはどこだったでしょうか。

     

    最も適切だと思える時期は、浮気の火種を見つけてから、少し様子を見て、これは可能性が高いと感じた時です。遅くても、火種を見つけてから2か月以内には探偵に依頼をした方が良いでしょう。

     

    3ヶ月も放置しておくと、先ほども書きましたが自然消滅して、浮気がうやむやになる可能性もありますし、浮気相手との絆が深まっている可能性があるからです。

     

    1度でも浮気がうやむやになると、配偶者は浮気をしてもバレないという成功体験を持ってしまうので、常習化してしまう恐れもあります。

     

    浮気は自然消滅させるのではなく、浮気をし始めたらすぐに見つかって、怒られるということを配偶者に理解してもらうことも大事です。もちろん、浮気をした配偶者とはすぐに離婚を考えているのであれば、話は別ですが。

     

    これは信用調査や他の調査でも同じです。

    物事には適切な時期というものがありますし、何か悪い事をした時には、それを表に出さないと常習化してしまう可能性も秘めているということも覚えておいて下さい。

     

    探偵をうまく使うことによって、普段の何気ない幸せな生活を守れるという考え方も、頭の片隅に入れておくと、何かあった時にすぐに行動に移せます。敷居が高いから…とは思わずに、お気軽にご相談くださいね。

     

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