2020-08-14

    困ったことが起きたときに、「そうだ、探偵に相談しよう!」とならないのはなぜでしょうか?

     

    探偵は実体のないものだから?

    探偵は得たいが知れないから?

    探偵は裏稼業だと思っているから?

    探偵は怖い人ばかりだと思っているから?

    探偵は詐欺グループだと思っているから?

    ……etc

     

    例を上げていくと、おそらくキリがないでしょう。

     

    探偵はどうしても実際の人たちよりもイメージが先行しているため、その人がよく知っている小説やドラマやアニメに出てくるものにイメージが引っ張られています。

     

    例えば、町を歩いていれば、スーパーがあり、銀行があり、法律事務所があり、保険関連のお店があり、不動産屋があり、宝石屋さんなどが目に飛び込んできます。こういった職業の人たちは、基本的に多くの人が目にしているので、非日常感はないでしょう。

     

    町の中にある職業だと認識しているからです。ですが、探偵事務所はそんな風には存在していないというのが、一般的な人の答え。でも本当でしょうか?

     

    探偵事務所は街中にはないから怪しいという人がいるのですが、実際探偵事務所はちゃんと街中にあります。気付いていないだけなのです。

     

    例えば東京でいうなら、新宿、渋谷、池袋など大きな地域には、各駅に一体何社の探偵事務所があると思いますか?

     

    コンビニの数より多いとは言いませんが、10社は超えているでしょう。ただ100社は超えていないと思いますが……。でもそれぐらいの数の探偵事務所があります。

     

    また東京23区内の各区には探偵事務所がない区はありません。必ずどこかの駅の近く、地域の近くに探偵事務所は存在しています。

     

    それなのにどうして目に留まらないのでしょうか。

     

    人は「自分とは関係がない」と思っているものは、たとえ横を通ったとしても気付かないという性質があります。

     

    探偵は自分とは全く関係のないものだと思っているからこそ、実は家のそばにもある探偵事務所の存在に気付いていないだけなのです。

    意識をして探偵事務所を探してみると、おそらく「あ、こんなところにもあった」と気付くはずです。

     

    町の中に普通にある探偵事務所を見つけると、少し探偵がなんだか怖いものという意識が変わってきませんか?

     

    あなたの想像している探偵がどういうものなのかは、人によって違うかもしれませんが、昭和の探偵のようにアナログな世界にいたり、事務所内はいつも荒れていたり、短気な所長がいたり、無口な所長がいたり、というのは今の時代はあまりいません。もちろん、中にはまだそういう人もいますが、それは探偵業界だけではなく、他の業界にも古い人間というのが残っているのと同じだということです。

     

    今の時代にそんな風な探偵がいたら、中々仕事が取れないということも探偵自身もわかっています。

     

    一般の方から依頼を受けることが多い探偵事務所では、どこかのファーストフード店のように笑顔を意識しているものです。探偵事務所に相談者が現れたら、笑顔でお出迎えをして、そこそこ綺麗な事務所に案内して、お茶を出す。

     

    コミュニケーション能力の高い人が、相談者の話し相手になってくれるため、これまで中々人には相談できなかった話もたくさんしゃべることができます。相談者が求めていることは、もちろん悩みの解決。ですがそれだけではありません。

     

    困ったことがあっても、誰にも相談できずに一人で抱え込んでいたというところが、意外と一番解決してほしいところだったりもするのです。ちゃんと目の前で、「うんうん」といって話を聞いてもらえるというのは、どんなに心が休まる行為だと思いますか。

     

    探偵に相談をしに来た人たちはみな、最初は緊張をしているのですが、探偵が優しく接してくれるので、最後は思っていることを全部ぶちまけて泣いてしまう人もいます。泣くことは恥ずかしいことではありません。それだけご自身が抱えてきたというだけのことです。

     

    「こんなところで泣いてしまうなんて」と言って恥ずかしがる相談者さんもいますが、探偵事務所には相談者さんと探偵しかいないので、何も気にすることはありません。思いっきり感情をぶつけてください。相談者さんと話をする探偵は、そういったことには慣れているので、全てを受け止めます。

     

    こんなことを書くと、「本当にそんな探偵が存在するの?」と思われる方もいるでしょう。でも探偵もサービス業の一つなんですよ。こういった探偵がいるのは当然のことです。

     

    もし誰にも言えない悩みを抱えていて、どうしたらいいのかわからないと思っていたら、とりあえず探偵に電話をかけてみるのはどうでしょうか?

     

    このHPでも、良い探偵と悪い探偵の見分け方については、色々書いてきましたのでそれを参考にしてください。ただ、探偵とはどういうものなのかということが知りたい、というだけならそこまで気にする必要はないでしょう。

     

    インターネットで探偵事務所を検索してみると、非常に多くの探偵事務所がヒットします。その中から気になったものをクリックし、試しに電話をかけてみると、探偵がどういう人なのかがわかるはずです。

     

    探偵のことを信用できないと思うのであれば、初めは非通知設定で電話をかけるのもありです。物語の中の探偵しか知らない人であれば、電話番号がバレたら住所から生い立ちまですべて知られてしまうと思い込んでいる方もいるのですが、依頼も受けていないのにそんなことをする探偵はいませんので安心してください。

     

    大手の探偵事務所になってくると、電話担当の人と直接事務所に行った時に相談をする人が別の人というところもあります。そのことについても、各探偵事務所のホームページに載っていることもあるので、どういった人と話をしてみたいのかを考えてから電話をかけるといいでしょう。

     

    探偵の数が多いため、みんながみんな優しい探偵というわけではないのですが、相談者が相談する探偵は基本的にはみな話しやすい人が担当になっています。営業マンのようなうさん臭さのない、人好きな探偵もたくさんいるので、話をしている内に自然と心を開いて話を聞いてもらいたくなるはず。

     

    一人で抱えているものがあるのなら、まずは電話からしてみませんか?

    探偵はいつでも悩みを抱えている人の味方です。

     

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