2019-11-12

    普段生活をしていて、「困ったな…そうだ、探偵に相談しよう!」という風に思う人は、ほとんどいないのではないでしょうか?

     

    まだまだ「探偵」という職業は、多くの人にその存在を知られているものの、どこか物語の中の登場人物、もしくは大昔に存在した恐竜のような存在に思っている人がほとんどです。

     

    そんな中で、ちょっとやそっとの困りごとで、「よし、探偵に電話をしよう」と思う人は、知り合いに探偵がいる人か、以前に探偵に依頼をしていい結果が出た人ぐらいではないでしょうか。

     

    ほとんどの人が、「うーん、困ったなぁ」ぐらいの困り具合では「探偵」という言葉は頭に浮かびません。

     

    もし頭に「これはもしかして…探偵に依頼したほうがいいのかもしれない」と浮かぶぐらいになってくると、よほど追い込まれている状態でしょう。

     

    「どうしようかな」と思いながら、ネットで探偵事務所を検索してみたり、体験談を探してみたり、投稿して周りの人の意見を聞いてみたり、人によって行動の仕方は様々あると思います。

     

    それでも、どうしたらいいのかわからない時に活用してほしいチェックポイントを作ってみました。

     

    あなたの悩みに即した項目を見て確認してみて下さい。

     

    ■夫(妻)が浮気をしているかもしれない場合(浮気調査)

    1、モヤモヤしているのが嫌。はっきりとさせたい

    2、モヤモヤしているのは嫌だけど、はっきりとさせたくない

    3、浮気をしているなら別れたい

    4、浮気をしていても、相手が離婚を言ってくるまでは今の関係を続けたい

    5、浮気をしているなら相手と別れてほしい

     

    ■自分の子ども(自分の会社の社員)の行動が怪しい場合(行動調査・信用調査)

    1、自分に迷惑をかけないなら、何をしていても気にしない

    2、子どももしくは社員が人の道を外れようとしているなら、ちゃんとただしたい

    3、もし悪い人たちとのつながりがあるなら、精算してほしい

    4、悪い人たちとつながりがあっても話し合いをしたいと思わないが、ちゃんと手は切ってほしい

    5、いじめにあっているなら、自分の手で子ども(社員)を救いたい

    6、いじめにあっているなら、突き止めた上で、学校や教育委員会を巻き込んで解決したい

    7.いじめにあっていても、子ども知られないように解決したい

    8、いじめにあっていても、子ども自身の手で解決してほしい

     

    上記の中で当てはまるものはあったでしょうか?

     

    まず、浮気調査の項目を見ていきましょう。この中で、1、3、5を選んだ人は、探偵に依頼をした方が確実な答えを得ることができます。3の場合は、別れた後に慰謝料を請求することもできますが、その金額の大きさも探偵に依頼をすることによって、浮気の証拠を取ることができるため、確実に得ることができます。

     

    1と5も同じですね。この場合も、浮気の証拠を探偵がつかんできた場合、「別れ」を選択するかもしれません。その際に、探偵が出す調査書はとても役に立つはずです。

     

    ただし、2と4を選んだ人は、相手の行動をはっきりさせることに抵抗があるようですので、探偵に依頼はしないほうがいいでしょう。

     

    探偵に依頼をするとどうしても、見たくない認めたくないという事実と向き合わざるを得なくなってしまいます。事実を知らなければ、何とか過ごすことができると思っているうちは、確実な証拠は必要がない状態です。

     

    ご自身の気持ちが変わるまでは、現在のまま過ごすことをお勧めします。

     

    次に行動調査、信用調査の場合ですと、2、3、5、6、7を選んだ方は、探偵に依頼をした方がいい人です。どういった行動を起こすにしろ、確実な証拠となるものがなければ、動くことができません。

     

    誰が見てもわかりやすい証拠があれば、貴方がしようとしていることは、公の場に出したり、相手の人に見せることで現在の状態を変えることができます。

     

    ただし、証拠が見つかるということは、これまであいまいになっていた部分も明確になるため、あなた自身も事実と向き合わなくてはいけません。探偵に依頼をする前に、覚悟だけは決めた方がいいかと思います。

     

    反対に、1、4、8を選んだ方は、探偵に依頼しないほうがいい人です。

     

    1を選んだ人は、そもそも探偵に依頼すべきかどうかを悩んでいないのではないでしょうか?ただ、迷惑をかけなければ何をしてもいいというのは、案外に難しいものです。あなたが事を公にしなくても、他の人が公にした場合に、あなたにも火の粉が降りかかってくる可能性があるためです。

     

    4を選んだ人は、子どももしくは社員に対して、何か引け目になるようなことがあるのかもしれませんね。ただ、自分は介入する気はないものの、悪い人とは手を切ってほしいなと願うだけでは、当然ですが、その気持ちは伝わりませんし、放っておくことで状態は悪化する可能性もあります。

     

    本当に介入しなくていいのか、子どももしくは社員に対しての気持ちを改めて考える必要がありそうです。

     

    9を選んだ人は、自分の子どものことを信用している人だとは思うのですが、子どもの変化に気づかずに、気づいたときには手遅れになっていたという事例もありますので、家でのケアを忘れてはいけません。

     

    必ずしも探偵に頼らなければいけないということはありませんが、子どもの力を信じるというのは、子どもに甘えている、現実を見ようとしていないだけという側面と隣り合わせです。

     

    ご自身がどう思って、子どものことは子どもに任せようとしているのかを改めて考えてみて、それでも子どもに任せようと思うのであれば、その家庭のことですので何も言うことはございません。

     

    というのが、探偵に頼むべきか、頼まないべきかのチェックポイントでした。

     

    どの調査を行うにしても、探偵は良くも悪くも、依頼をすれば現実を客観的な視点で調査をした結果を依頼人に伝えてくれます。見ようとしなかった現実や、目を背けていた現実、気づけていなかった現実を、映像と文章で見せてくれるのです。

     

    現実と向き合ったうえで、きちんとした処置を取りたいと決断された人は、探偵に依頼をすることをお勧めします。これまで見えていなかった相手のことをしっかり見つめ直す機会にもなるかもしれません。

     

    もし探偵に依頼をしようかと迷った時には、ぜひ活用してみて下さいね。

     

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