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    2015-11-28

    去る10月23日、また、探偵が絡む事件が発生した。

     

    広島県の税務システムで照会して得た個人情報を、知人の探偵に漏らしたとして、地方税法(守秘義務)違反の疑いで、広島県東部県税事務所職員K容疑者(46歳)が逮捕された。

    これに関連して、情報を漏らすよう唆したとして、同法違反の教唆容疑で、探偵会社の役員M氏(43歳)ら3人が逮捕された。

     

    K容疑者は7月22日~8月27日ごろ、車のナンバー情報を基に、広島県内に住む3人の名前と住所を県税務システムで照会し、3回にわたり漏らしたとされている。他の3人の逮捕容疑は7~8月、川崎容疑者に車の使用者を教えて欲しいと要求したようだ。

     

    後に、K容疑者は虚偽有印公文書作成・同行使と地方税法違反(守秘義務違反)の疑いで再逮捕されるが、問題は違法行為という点だけではないと思う。

    なんと、K容疑者は身分を隠し、県内の探偵で構成される調査業協会の定期総会や実務研修会に参加していた。

     

    当協会とは直接関係のないことだが、我々も「他山の石」としなければならない。

     

     

    執筆者:レストルジャパン21(株) 石井 健

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