探偵業法が施行され8年が経過致しました。

我々協会員や良識ある業社に摂ってみれば、悪徳探偵を排除できるから等から、両手諸手で喜んだのですが、現在の社会情勢の中で、振り込め詐欺師等が暗躍し、協会員の名前を騙ったり、詐欺に会った方達に対して、騙された金員を取り戻すことができると称し、再び、詐欺救済しますと謳い文句で騙し続けるにわか探偵が跋扈しているのが現状です。

まさに探偵とは名ばかりの輩で、まじめにコツコツと事業展開をしている業社に摂ってみれば、「ふざけるな」と大声を出したくなります。

社会欄のニュースに大きく「詐欺探偵」と見出しが出たら、探偵としての肩身が狭く、そんな仕事もやっているのかと云われかねないのが現状です。

我々会員は毎年の研修会を受けて勉強し、また「法令順守」、「倫理綱領や自主規制に則って業務を遂行」と声を大にして叫ばなければならない。
叫ばない日があることを望みます。

執筆者：オハラ調査事務所　小舩井 芳夫