2019-05-06

    探偵に「何かを依頼したい!」と思った時の人の心情としては、「もう誰に頼ったらいいのかわからない!」「誰か助けて!」というような切羽詰まった人もいれば、探偵に依頼をするのに慣れている人であれば、「こういう案件なら、探偵に頼むのが早いな」とゆとりを持っている人もいます。

     

    後者なら、探偵社選びも慣れている、もしくはすでに贔屓にしている探偵がいるので、間違えた探偵を選ぶことはありませんが、前者の場合は自分の余裕もない上に、たくさんある探偵社をどうやって判断して選んだらいいのかもわからないということがほとんどです。

     

    ただ、素人が探偵に依頼をする時に、1社にしか相談をせずに決めてしまうというのは、もっと怖いことです。迷ってしまって、判断がつかなくなる可能性はあっても、最低でも3社ぐらいには同じような質問を投げかけてみてください。

     

    ということで、今回は、有象無象に増えている探偵社の中で、ここにしようという「決め手」を何にすればいいのかについて書かせていただきます。

     

    まず、探偵社は全国で見ると数えきれないほどの数があります(現在進行形で増えているため)。

     

    その中でも一番探偵社が多くいるのが東京です。

    現在東京都内にある探偵社の数は400以上と言われています。

     

    この中には、まともな探偵社も悪徳探偵社もどちらも含まれていますので、探偵社を選ぶときにはまず、悪徳探偵社じゃないことを確認する必要があります。

     

    ただ、悪徳探偵社じゃないとしても、まだまだ探偵社はたくさんあり、依頼をする人がどの探偵社にするのかを選ばなければいけません。

     

    探偵社はオールマイティーに仕事をこなしてくれる人もいれば、1つのカテゴリに絞って(浮気調査や信用調査など)、特化型の探偵社にしている場合もあります。

     

    自分が何の依頼をするのかによっては、選び方も変わってくるかもしれません。

     

    例えば、「夫の浮気調査をしてほしい」と思っている人であれば、浮気調査専門をうたっている探偵社の方が、オールマイティーに仕事を受けている探偵社よりも、もしかしたら「浮気調査」に関しては腕が上かもしれません。

     

    ただ、専門だよとうたっているだけで、まだまだ探偵を起業したばかりで、後ろ盾もない探偵であれば、特化型の探偵であっても、オールマイティーに仕事をするベテランの探偵社の方がいい結果を出してくれることもあります。

     

    なので探偵社を探す時には、特化型の探偵社もあるんだなということを頭の片隅に入れておき、候補のひとつとして考える程度でいいと思います。

     

    また、「浮気調査」というだけでも、その後、依頼人がどうしたいのかによっても、探偵社選びは変わります。

     

    浮気調査の結果、浮気の証拠が見つかった場合、夫と別れるための裁判での証拠にしたいのか、ただ夫に浮気をやめてほしいだけなのか、ということです。

     

    前者であれば、法律にも詳しい探偵がいる探偵社の方がいいですし、後者であれば証拠さえ出てくればそれでいいので、法律にこだわる必要もありません。

     

    より詳しく、より専門的にとなってくると、調査費用が高くなる恐れもあるので、自分がどの程度まで知りたくて、その後でどうしたいのかを明確にしていると、探偵社を選ぶときの判断材料の一つになります。

     

    では、たくさんある探偵社の中で、悪徳探偵社を除外した上で、いくつかの探偵社に絞れてきた後での「決め手」についてお話します。

     

    一般的に一番多いのは、調査技術です。

     

    当たり前ですが、依頼人は結果を求めているので、調査技術が甘い探偵に頼みたいという人はいませんよね。

     

    じゃあ、どうやって調査技術を測ればいいのでしょうか?

     

    大手探偵事務所であれば、口コミが書かれていることがほとんどなのでそれを見て判断するのもいいでしょう。

     

    ですが、個人探偵事務所の場合は、口コミが書かれていない場合があります。

     

    口コミがない場合は、HPでその探偵事務所の経歴を調べたり、直接会って相談(相談と見積もりを出してもらうだけなら無料のところがほとんどです)する時に、過去のサンプル資料やその人に直接経歴を聞いてみるのもいいでしょう。

     

    経歴を聞かれた探偵が、「なぜ聞かれているのかわからない」というのであれば、その探偵は能力も低いでしょうし、「過去は関係ありません」というのであれば、何か過去に問題があるのかもしれません。

     

    一般常識のある探偵であれば、依頼人から経歴を聞かれたら、普通は答えてくれます。ただし、それが本当か嘘かは依頼人が判断しなければいけないところですが…。

     

    また探偵と対面して、経歴を聞くのは勇気のいることかもしれません。ですが、調査費用は安いものでもないので、判断材料として聞くのは当然のことだと自分に言い聞かせてください。

     

    調査技術に安心できる探偵社を見つけることができれば、そのまま依頼をしてもいいですが、もし調査技術も問題がないという探偵社が2社残ってしまった場合、次の決め手が必要です。

     

    探偵に依頼をすると、この先も数回その人と会うことになります。つまり、対面して話をしている探偵が、単純に好きか嫌いかというのも決め手の一つにして下さい。

     

    例え調査能力が高くても、会話をするのも嫌な人であれば、自分のプライベートなことを見られたくないと思うのは当然のことですし、そんな人にお金を支払いたいとも思いませんよね。

     

    探偵だから仕方がない、ということはありません。

     

    探偵も一種のサービス業です。対応する探偵社の所長や相談員、受付の人が好きではないなら、他を探しましょう。

     

    依頼したい内容が浮気調査や信用調査だった場合、一流の探偵社を選ぶこともありません。ある程度できる探偵であれば、ちゃんと依頼人の知りたいことを調査して結果を出してくれます。

     

    何度も言いますが、探偵社は東京都内だけでも400以上の事務所が存在しています。この中で依頼をしても大丈夫な探偵社は2、3社というわけではなく、大多数の探偵社に依頼をしても大丈夫です。

     

    だからこそ、依頼人が何を依頼したいのかということを明確にしたうえで、探偵社の調査能力、人柄を考慮して選べば間違うことはないと思います。

     

    ぜひ、あなたにとってのベストな探偵事務所を見つけてくださいね。

     

    東京都調査業協会へ

会員一覧と地域別のご紹介はコチラから

一般社団法人東京都調査業協会では、消費者の皆様から調査に関するご相談、ご依頼を承る
『消費者調査サポートセンター』を設置しております。この『消費者サポートセンター』では、
当協会において一定の基準を満たした優良な会員がご相談を担当させて頂いております。
フリーダイヤル及び無料相談コーナーの無料サポートをご利用下さい。

協会のご案内
正しい探偵社の選び方
メールの無料相談はコチラ
Short Message